[1]義を愛せよ (Ws1:1-15) |
| A(1:1-5) | | 義を愛せよ(1:1) |
| | B(1:6-10) | | | 主の霊は全地に満ち、すべてをつかさどり、あらゆる言葉を知っておられる(1:7) |
| A'(1:11-15) | | 義は不滅である(1:15) |
|
A:義 B:全知 |
|
[2]神を信じない者 (Ws1:16-2:24) |
| A(1:16) | | 神を信じない者は言葉と行いで自らに死を招き、死を仲間と見なして身を滅ぼす(1:16) |
| | B(2:1-20) | | | 悪人の主張 |
| A'(2:21-24) | | 悪魔のねたみによって死がこの世に入り、悪魔の仲間に属する者が死を味わうのである(2:24) |
|
A:神を信じない者の死 B:悪人の主張 |
|
[3]神に従う者 (Ws3:1-4:9) |
| A(3:1-9) | | 神に従う人 |
| | B(3:10-12) | | | 神を信じない者 |
| | | C(3:13-15) | | | | 子を産めない体でも身を慎み、不義の関係を持たない女は幸いである(3:13) |
| | | | D(3:16-19) | | | | | 神を信じない者の子 |
| | | C'(4:1-2) | | | | 子がなくても、徳のある方がまさる(4:1) |
| | B'(4:3-6) | | | 神を信じない者 |
| A'(4:7-9) | | 神に従う人 |
|
A:神に従う人 B:神を信じない者 C:子のない善人 D:神を信じない者の子 |
|
[4]神の裁き (Ws4:10-5:16) |
| A(4:10-15) | | 神に喜ばれていた人がいた。彼は神から愛され、罪人の中で生活していたとき、天に移された。(4:10) |
| | B(4:16) | | | 神に従う人の死は、神を信じない者の生を裁き、若死にした者の死は、神に逆らう老人の長命を裁く(4:16) |
| | | C(4:17-20) | | | | 悪人どもは知恵ある者の最期を見ても、その人への主の配慮を悟らず、なぜ主が彼を安全な場所に移されたかを理解しない。(4:17) |
| | | | D(5:1) | | | | | 神に従う人は、大いなる確信に満ちて立つ(5:1) |
| | | C'(5:2-13) | | | | 彼らは自分たちの考えの誤りに気づき、胸をかきむしりながら、嘆いて言う(5:3) |
| | B'(5:14) | | | 神を信じない者の希望は、風に運ばれるもみ殻(5:14) |
| A'(5:15-16) | | しかし、神に従う人は永遠に生きる。主から報いを受け、いと高き方の配慮をいただく。(5:15) |
|
A:神に従う人の命 B:神を信じない者の裁き C:悪人の愚かさ D:神に従う人 |
|
[5]王への裁き (Ws5:17-6:8) |
| A(5:17-23) | | 主はその激しい憤りを武器とし、 敵を懲らしめるため、被造物を武装させられる(5:17) |
| | B(6:1-4) | | | だから、王たちよ、聞いて悟るがよい。地の果てまで治める者たちよ、学ぶがよい。(6:1) |
| A'(6:5-8) | | 神は恐るべき姿で直ちにあなたたちに臨まれる(6:5) |
|
A:主の裁き B:王への言葉 |
|
[6]知恵を学べ (Ws6:9-25) |
| A(6:9-11) | | 支配者たちよ、わたしはあなたたちに言う。知恵を学び、職務にもとることがないように。(6:9) |
| | B(6:12-20) | | | 知恵は輝かしく、朽ちることがない。知恵を愛する人には進んで自分を現し、探す人には自分を示す。(6:12) |
| A'(6:21-25) | | いま王座と王笏を享受する民の支配者たちよ、いつまでも治めうるよう、知恵を学ぶがよい。(6:21) |
|
A:支配者への言葉 B:知恵 |
|
[7]知恵の価値 (Ws7:1-8:1) |
| A(7:1-6) | | だれにとっても人生の始まりは同じであり、 終わりもまた等しい(7:6) |
| | B(7:7-12) | | | 知恵の価値 |
| A'(7:13-22a) | | 時の始めと終わり(7:18) |
| | B'(7:22b-8:1) | | | 知恵の働き |
|
A:初めと終わり B:知恵 |
|
[8]知恵を愛する (Ws8:2-20) |
| A(8:2-8) | | わたしは若いころから知恵を愛し、求めてきた(8:2) |
| | B'(8:9-16) | | | 知恵のお陰でわたしは人々から誉れを受け、若くても長老たちに尊敬される(8:10) |
| A'(8:17-20) | | 知恵と交わす愛には優れた楽しみがあり、その手の業には量り難い富があると(8:18) |
|
A:知恵を愛する B:知恵の働き |
|
|
ソロモンの祈り |
|
[10]義人 (Ws10:1-14) |
| A(10:1-2) | | 犯した過ちから救い(10:1) |
| | B(10:3) | | | 憤って兄弟を殺し、滅び去った(10:3) |
| | | C(10:4) | | | | この者の罪のため水に覆われた大地を、知恵は再び救い、あの義人を、粗末な木材に乗せて導いた(10:4) |
| | | | D(10:5) | | | | | 知恵は一人の義人に目を留めて、神の前にとがのないよう守り、わが子への情に打ち勝つ力を与えた(10:5) |
| | | C'(10:6-9) | | | | 神を信じない人々が滅ぼされたとき、知恵はあの義人を救い出し、五つの町に降りかかる火を逃れさせた(10:6) |
| | B'(10:10-12) | | | 兄弟の怒りを逃れた義人を、知恵は正しい道に導き(10:10) |
| A'(10:13-14) | | 知恵は、売られた義人を見捨てず、罪を免れさせた(10:13) |
|
A:罪からの救い B:兄弟への怒り C:災いからの救い D:神の前にとがのないよう守る |
|
[11]出エジプト (Ws10:15-11:14) |
| A(10:15-19) | | 知恵は清い民、すなわち、とがのない種族を、迫害者である民から解放した(10:15) |
| | B(10:20-21) | | | 主よ、彼らは聖なる御名をたたえて歌い、力強い御手を、心を合わせてほめたたえた(10:20) |
| A'(11:1-12) | | 知恵は彼らの業を、聖なる預言者の手で導いた(11:1) |
| | B'(11:13-14) | | | あの者たちはそこに主の働きを認めた。 (11:13) |
|
A:知恵の働き B:人々の反応 |
|
[12]罪人の悔い改め (Ws11:15-12:27) |
| A(11:15-22) | | あの者たちは愚かで不正な考えゆえに、理性のない動物や卑しい獣を拝む過ちを犯した(11:15) |
| | B(11:23-12:2) | | | 全能のゆえに、あなたはすべての人を憐れみ、回心させようとして、人々の罪を見過ごされる(11:23) |
| | | C(12:3-11) | | | | しかしあの者たちも人間であるということで、あなたは彼らをいとおしまれ、あなたの軍隊の先駆けとして熊蜂を送られた。彼らを徐々に滅ぼすためである(12:8) |
| | B'(12:12-22) | | | こうして御民に希望を抱かせ、 罪からの回心をお与えになった(12:19) |
| A'(12:23-27) | | 彼らは道を外して途方もなくさまよい、下等で卑しい動物を神々としてあがめ、道理をわきまえない幼児のように欺かれた(12:24) |
|
A:偶像崇拝 B:回心 C:敵への憐れみ |
|
[13]自然崇拝 (Ws13:1-9) |
| A(13:1-2) | | 彼らは目に見えるよいものを通して、 存在そのものである方を知ることができず(13:1) |
| | B(13:3-5) | | | その美しさに魅せられてそれらを神々と認めたなら、それらを支配する主がどれほど優れているかを知るべきだった(13:3) | (דספתהס) |
|
| A'(13:6-7) | | 目に映るものがあまりにも美しいので、外観に心を奪われてしまうのである(13:7) |
| | B'(13:8-9) | | | 宇宙の働きを知り、それを見極めるほどの力があるなら、なぜそれらを支配する主をもっと早く見いだせなかったのか(13:9) | (דספתהן) |
|
|
A:見る B:主 |
|
[14]偶像崇拝 (Ws13:10-15:17) |
| A(13:10-14:2) | | 偶像を作る |
| | B(14:3-7) | | | 義を実現させたその木は祝福される(14:7) |
| | | C(14:8-12) | | | | 偶像を考えつくことから姦淫が始まり、偶像を造り出すことによって生活が堕落する(14:12) |
| | | | D(14:13-21) | | | | | 偶像の起源 |
| | | C'(14:22-31) | | | | 悪徳 |
| | B'(15:1-4) | | | あなたを知ることこそ全き義(15:3) |
| A'(15:5-17) | | 偶像を作る |
|
A:偶像を作る B:義 C:悪徳 D:偶像の起源 |
|
[15]荒野の導き (Ws15:18-16:29) |
| A(15:18-16:1) | | このため彼らは、そのような動物によって当然の罰を受け、多くの生き物によって苦しめられた(16:1) |
| | B(16:2-10) | | | これらの罰とは逆に、あなたは御自分の民には恵みを与え旺盛な食欲を満たすうずらを珍味な食物として与えてくださった(16:2) |
| | | C(16:11-15) | | | | 彼らがかまれて、またすぐいやされたのは、あなたの言葉を思い出させるためだった。(16:11) |
| A'(16:16-19) | | あなたを認めようとしない不信仰な人々は、御腕の力で罰せられ、時ならぬ雨や雹、それに無情な嵐に悩まされ、火で焼き尽くされてしまった(16:16) |
| | B'(16:20-25) | | | 他方、あなたは天使の食物で民を養われ、神が用意された天のパンを、民は苦労することなく手に入れた(16:20) |
| | | C'(16:26-29) | | | | 人を養うのはもろもろの収穫物ではなく、信じる人を守るあなたの言葉であることを。(16:26) |
|
A:罰 B:食物 C:主の言葉 |
|
[16]エジプト人への罰 (Ws17:1-18:25) |
| A(17:1-21) | | 律法のない者たちは、聖なる民を制圧できると考えた。だが、闇に縛られ、長い夜に捕らえられて、家の中に閉じ込められ、不変の摂理から外された。(17:2) |
| | B(18:1-10) | | | あなたは、反対者への罰に用いたその出来事で、 わたしたちを招き、光栄を与えてくださった(18:8) |
| A'(18:11-19) | | 敵どもは奴隷も主人も同じ罰で懲らしめられ、 庶民も王も同じ苦しみを味わった(18:11) |
| | B'(18:20-25) | | | 死の試練は神に従う人々にも与えられ、荒れ野で多くの人々が滅びた。しかし、あなたの怒りは長くは続かなかった。(18:20) |
|
A:敵への罰 B:試練 |
|
[17]罪人への罰 (Ws19:1-22) |
| A(19:1-5) | | 神を信じない者たちには、容赦のない怒りが下った。彼らが後に何をするかを、主はあらかじめご存じだった。(19:1) |
| | B(19:6-12) | | | 全被造物はそれぞれ本性を保ちつつ、新たな姿に変えられ、御命令に服従して、あなたの子らを無事に守った(19:6) |
| A'(19:13-17) | | 罰が罪人たちの上に下った。激しい雷による警告の後のことである。(19:13) |
| | B'(19:18-22) | | | 自然の要素がそれぞれの関係を変えるのは、竪琴の絃がその調べを変えるのに似ている(19:18) |
|
A:罰 B:被造物 |
|