| 前半 | 関係性 | 後半 |
| 1 エゼキエルの召命 (1:1-3:15) これが主の栄光の姿の有様であった。(1:28) | 主のおられる場所 | 49 嗣業の割り当て (47:13-48:34) 「主がそこにおられる」と呼ばれる。(48:34) |
| 2 預言者の務め (3:16-27) あなたが正しい人に過ちを犯さないように警告し、彼が過ちを犯さなければ、彼は警告を受け入れたのだから命を得、あなたも自分の命を救う。(3:21) | 命を得る | 48 命の水 (46:19-47:12) 川が流れて行く所ではどこでも、群がるすべての生き物は生き返り、魚も非常に多くなる。この水が流れる所では、水がきれいになるからである。この川が流れる所では、すべてのものが生き返る。(47:9) |
| 3 汚れたパン (4:1-15) あなたは小麦、大麦、そら豆、ひら豆、きび、裸麦を取って、一つの器に入れ、パンを作りなさい。あなたが脇を下にして横たわっている日数、つまり三百九十日間、それを食べなさい。(4:9) | パンの規定 | 47 祭りと献げ物 (45:10-46:18) 一月十四日に、あなたたちは、過越祭を七日の間祝い、酵母を入れないパンを食べねばならない。(45:21) |
| 4 髪と髭 (4:16-5:17) お前はあらゆる憎むべきものと忌まわしいものをもってわたしの聖所を汚したので、わたしもまた必ずお前をそり落とす。(5:11) | 聖所と都 | 46 聖域 (45:1-9) あなたは、この地域から長さ二万五千アンマ、幅一万アンマを測り、そこに最も聖なる聖所を設けねばならない。 (45:3) |
| 5 偶像礼拝の山 (6:1-14) 祭壇は荒れ果て、香炉台は砕かれる。また、わたしは、お前たちの中の殺された者を、偶像の前に投げ捨てる。(6:4) | 偶像崇拝 | 45 祭司の務め (44:4-31) レビ人は、イスラエルが迷ったとき、わたしから離れて偶像に従い迷ったので、その罪を負わねばならない。(44:9) |
| 6 主の怒りの日 (7:1-27) 今こそ終わりがお前の上に来る。わたしは怒りを送りお前の行いに従って裁き忌まわしいすべてのことをお前に報いる。(7:3) | 滅びの到来 | 44 主の顕現 (43:1-44:3) それは彼が町を滅ぼすために来たとき、わたしが見た幻と同じであった。(43:3) |
| 7 エルサレムの堕落 (8:1-18) 彼が手の形をしたものを差し伸べて、わたしの髪の毛の房をつかむと、霊はわたしを地と天の間に引き上げ、神の幻のうちにわたしをエルサレムへと運び、北に面する内側の門の入り口に連れて行った。(8:3) | 神の幻によって運ばれる | 43 新しい神殿の幻 (40:1-42:20) 神の幻によって、わたしはイスラエルの地に伴われ、非常に高い山の上に下ろされた。(40:2) |
| 8 七人の破壊の使者たち (9:1-11) ああ、主なる神よ、エルサレムの上に憤りを注いで、イスラエルの残りの者をすべて滅ぼし尽くされるのですか。(9:8) | 主の怒りによって滅ぼされる | 42 マゴグのゴグに対して (38:1-39:29) ゴグがイスラエルの地を襲う日、まさにその日に、と主なる神は言われる。わたしの憤りは激しく燃え上がる。(38:18) |
| 9 主の栄光が神殿を去る (10:1-22) 主の栄光は神殿の敷居の上から出て、ケルビムの上にとどまった。(10:18) | 主が去る／共にある | 41 一つとなる神の民 (37:15-28) わたしはまた、永遠に彼らの真ん中にわたしの聖所を置く。 37:27 わたしの住まいは彼らと共にあり、わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。(37:26-27) |
| 10 イスラエルの回復の預言 (11:1-25) わたしは彼らに一つの心を与え、彼らの中に新しい霊を授ける。わたしは彼らの肉から石の心を除き、肉の心を与える。(11:19) | 霊と肉を与える | 40 枯れた骨の復活 (37:1-14) わたしは、お前たちの上に筋をおき、肉を付け、皮膚で覆い、霊を吹き込む。すると、お前たちは生き返る。そして、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。(37:6) |
| 11 捕囚の民の荷物 (12:1-28) 彼らはおびえながらパンを食べ、硬直した様で水を飲むようになる。その地が住民すべての不法のゆえに、地を満たしていたものを失い、荒れ廃れるからである。(12:19) | 飢饉／豊作 | 39 イスラエルの刷新 (36:16-38) わたしは穀物に呼びかけ、それを増やし、お前たちに飢えを送ることはしない。(36:29) |
| 12 偽りの預言者 (13:1-23) わたしは、お前たちが、人々の魂を鳥を捕らえるように捕らえるために、使っている呪術のひもに立ち向かい、それをお前たちの腕から引きちぎり、お前たちが鳥を捕らえるように捕らえた魂を解き放つ。 13:21 また、わたしはお前たちの頭巾を引き裂き、わが民をお前たちの手から救い出す。二度と、彼らがお前たちの手に捕らえられることはない。(13:20-21) | 殺される者を救う | 38 エドムに対して (35:1-36:15) 人々はお前たちについて、『お前は人間を食らう地、自分の民の子を失わせる地だ』と言っている。 36:14 それゆえ、お前は二度と人間を食らうことはなく、二度と自分の民の子を失わせることはない、と主なる神は言われる。(36:13-14) |
| 12 偽りの預言者 (13:1-23) 自分の心のままに預言する者たちに向かって預言し、言いなさい。(13:2) | 空しい言葉 | 38 エドムに対して (35:1-36:15) お前たちはわたしに向かって大口をたたき、わたしに向かって多くの言葉を重ねた。わたしはそれを聞いた。(35:13) |
| 13 偶像礼拝と神の審判・役に立たぬぶどうの木 (14:1-15:8) もし、わたしが悪い獣をその国に横行させ、それによって住む人がいなくなり、獣を恐れて通る人がないために国が荒れ廃れるなら、(14:15) | 悪い獣を送る／滅ぼす | 37 主は真の牧者 (34:11-31) 悪い獣をこの土地から断ち、彼らが荒れ野においても安んじて住み、森の中でも眠れるようにする。(34:25) |
| 14 エルサレムの背信 (16:1-63) 彼らは火でお前の家を焼き、多くの女たちの見ている前でお前を裁く。こうして、わたしはお前に姦淫をやめさせる。お前は二度と報酬を支払わない。(16:41) | 悪をやめさせる | 36 イスラエルの牧者 (34:1-10) 見よ、わたしは牧者たちに立ち向かう。わたしの群れを彼らの手から求め、彼らに群れを飼うことをやめさせる。牧者たちが、自分自身を養うことはもはやできない。わたしが彼らの口から群れを救い出し、彼らの餌食にはさせないからだ。(34:10) |
| 15 二羽の鷲とぶどうの木 (17:1-24) わたしは彼の上に網を広げ、彼はわたしの罠にかかる。わたしは彼をバビロンへ連れて行き、彼がわたしに対して行った背信のゆえに、その地で彼を裁く。 17:21 彼の全軍の中で、逃れた者もすべて剣に倒れ、更に残った者がいても四方に散らされる。(17:20-21) | バビロンによる滅び | 35 エルサレムの陥落 (33:21-33) 我々の捕囚の第十二年十月五日に、エルサレムから逃れた者がわたしのもとに来て言った。「都は陥落した」と。(33:21) |
| 16 各人の責任 (18:1-32) わたしは悪人の死を喜ぶだろうか、と主なる神は言われる。彼がその道から立ち帰ることによって、生きることを喜ばないだろうか。(18:23) | 悪人の回心 | 34 見張りの務め (33:1-20) わたしは悪人が死ぬのを喜ばない。むしろ、悪人がその道から立ち帰って生きることを喜ぶ。立ち帰れ、立ち帰れ、お前たちの悪しき道から。イスラエルの家よ、どうしてお前たちは死んでよいだろうか。(33:11) |
| 17 君候たちの悲しみの歌 (19:1-14) イスラエルの君侯たちのために、あなたは悲しみの歌をうたって、 19:02 言いなさい。 (19:1-2) | 君候たちの滅び | 33 地の低いところ (32:17-32) そこには、エドムがその王たちとすべての君侯たちと共にいる。彼らは力をもっていたが剣で殺された者と共に置かれ割礼のない者、穴に下る者と共に横たわる。(32:29) |
| 18 エジプトからの救いと背信 (20:1-44) おのおの、目の前にある憎むべきものを投げ捨てよ。エジプトの偶像によって自分を汚してはならない。(20:7) | エジプトの罪 | 32 ファラオに対する嘆きの歌 (32:1-16) 人の子よ、エジプトの王ファラオに向かって嘆きの歌をうたい、彼に言いなさい。国々の中で若獅子である者よお前は滅びに定められた。 (32:2) |
| 19 剣が抜かれる (21:1-12) わたしはお前に火をつける。火は、お前の中の青木も枯れ木も焼き尽くす。燃え盛る炎は消えず、地の面は南から北まで、ことごとく焦土と化す。(21:3) | 木の滅び | 31 切り倒される杉 (31:1-18) 諸国の最も凶暴な民である異国人が彼を切り倒し、山々の上に捨てる。その枝はすべての谷間に落ち、若枝は切られて地のすべての谷を埋める。(31:12) |
| 20 増える剣 (21:13-22) この剣は磨くために渡され手に握られる。また、殺す者の手に渡されるために研がれ、磨かれる。(21:16) | 剣が渡される | 30 ファラオの折れた腕 (30:20-26) わたしはバビロンの王の腕を強め、その手に剣を与える。(30:24) |
| 21 剣の来る道 (21:23-37) 人の子よ、あなたはバビロンの王の剣が来るために、二つの道を用意せよ。(21:24) | 主がバビロンの王に滅ぼさせる | 29 ネブカドレツァルの報酬・エジプトに対する裁き (29:17-30:19) わたしはバビロンの王ネブカドレツァルにエジプトの土地を与える。彼はその富を運び去り、戦利品を分捕り、略奪をほしいままにする。こうして、エジプトは彼の軍隊の報酬となる。(29:19) |
| 22 流血の町 (22:1-31) わたしはお前を諸国民の間に散らし、国々にまき散らす。(22:15) | 捕囚の預言 | 28 エジプトの王、ファラオへの預言 (29:1-16) わたしはエジプト人を諸国民の中に散らし、国々の間に追いやる。(29:12) |
| 23 オホラとオホリバ (23:1-49) 彼女たちの名前であるオホラはサマリア、オホリバはエルサレムのことである。(23:4) | 町の滅び | 27 ティルスへの預言・シドンへの預言 (26:1-28:26) ティルスよ、わたしがお前に立ち向かう。わたしは、海が波を巻き起こすように多くの国々をお前に立ち向かわせる。(26:3) |
| 23 オホラとオホリバ (23:1-49) お前は嘲られ、侮られる。 (23:32) | エルサレムを嘲る | 27 ティルスへの預言・シドンへの預言 (26:1-28:26) 人の子よ、ティルスがエルサレムを嘲る。(26:2) |
| 24 火の上の鍋 (24:1-14) バビロンの王は、まさにこの日にエルサレムの攻城を始めた。(24:2) | イスラエルの滅亡 | 26 アンモン・モアブ・エドム・ペリシテへの預言 (25:1-17) お前はわたしの聖所が汚され、イスラエルの地が荒らされ、ユダの家が捕囚となって行ったことを、あはは、と言って嘲った。(25:3) |