前半 | 関係性 | 後半 |
1 エゼキエルの召命 (1:1-3:15) 恥知らずで、強情な人々のもとに、わたしはあなたを遣わす。彼らに言いなさい、主なる神はこう言われる、と。 02:05 彼らが聞き入れようと、また、反逆の家なのだから拒もうとも、彼らは自分たちの間に預言者がいたことを知るであろう。(2:4-5) | イスラエルの民に語れ | 25 エゼキエルの妻の死 (24:15-27) その日に、あなたは逃れて来た者に向かって口を開いて語り、もはや黙しているな。あなたは彼らに対してしるしとなり、彼らはわたしが主であることを知るようになる。 (24:27) |
2 預言者の務め (3:16-27) しかし、あなたが悪人に警告したのに、悪人が自分の悪と悪の道から立ち帰らなかった場合には、彼は自分の罪のゆえに死に、あなたは自分の命を救う。(3:19) | 罪への警告と裁き | 24 火の上の鍋 (24:1-14) 不貞によってお前が汚れたので、わたしは清めようとしたが、お前は汚れから清くならなかった。わたしが憤りを晴らすまでは、清くなることは決してない。 24:14 主なるわたしが語ったのだ。それは実現する。わたしがそれを行う。わたしはそれをやめず、惜しまず、憐れみもしない。お前の道と行いに従って、お前は裁かれる(24:13-14) |
3 汚れたパン (4:1-15) イスラエルとユダの罪 | イスラエルとユダ | 23 オホラとオホリバ (23:1-49) サマリアとエルサレムの罪 |
4 髪と髭 (4:16-5:17) 主なる神はこう言われる。わたしもお前に立ち向かい、国々の目の前でお前の中で裁きを行う。(5:8) | エルサレムの裁き | 22 流血の町 (22:1-31) 人の子よ、あなたはこの流血の都を裁くのか。それならば、この都にそのすべての忌まわしいことを知らせよ。(22:2) |
5 偶像礼拝の山 (6:1-14) 言え。イスラエルの山々よ、主なる神の言葉を聞け。主なる神は、山と丘、川と谷に向かって、こう言われる。わたしは剣をお前たちに臨ませ、聖なる高台を破壊する。(6:3) | イスラエルに向けられた剣 | 21 剣の来る道 (21:23-37) 人の子よ、あなたはバビロンの王の剣が来るために、二つの道を用意せよ。(21:24) |
6 主の怒りの日 (7:1-27) 外には剣があり、内には疫病と飢饉がある。野にいる者は、剣にかけられて死に町にいる者は、飢えと疫病が滅ぼす。(7:15) | 剣による裁きの到来 | 20 増える剣 (21:13-22) 泣き叫べ、人の子よ。剣がわが民に臨む。また、イスラエルのすべての君侯に臨む。彼らはわが民と共に剣の前に投げ出される。(21:17) |
7 エルサレムの堕落 (8:1-18) 彼がわたしに、「人の子よ、目を上げて北の方を見なさい」と言ったので、北の方に目を上げると、門の北側に祭壇があり、入り口にはまさにその激怒を招く像があるではないか。(8:5) | 北 | 19 剣が抜かれる (21:1-12) 燃え盛る炎は消えず、地の面は南から北まで、ことごとく焦土と化す。(21:3) |
8 七人の破壊の使者たち (9:1-11) 都の中、エルサレムの中を巡り、その中で行われているあらゆる忌まわしいことのゆえに、嘆き悲しんでいる者の額に印を付けよ。(9:4) | しるしのある者 | 18 エジプトからの救いと背信 (20:1-44) また、わたしは、彼らにわたしの安息日を与えた。これは、わたしと彼らとの間のしるしとなり、わたしが彼らを聖別する主であることを、彼らが知るためであった。(20:12) |
9 主の栄光が神殿を去る (10:1-22) ケルビムにはそれぞれ四つの顔があり、第一の顔はケルビムの顔、第二の顔は人間の顔、第三の顔は獅子の顔、そして第四の顔は鷲の顔であった。(10:14) | 獅子 | 17 君候たちの悲しみの歌 (19:1-14) お前の母は獅子たちの中にあってどんな雌獅子だったろうか。お前の母は子獅子の間に伏し若獅子たちを育てた。(19:2) |
10 イスラエルの回復の預言 (11:1-25) わたしは彼らに一つの心を与え、彼らの中に新しい霊を授ける。わたしは彼らの肉から石の心を除き、肉の心を与える。(11:19) | 新しい霊と心 | 16 各人の責任 (18:1-32) お前たちが犯したあらゆる背きを投げ捨てて、新しい心と新しい霊を造り出せ。(18:31) |
11 捕囚の民の荷物 (12:1-28) わたしは、彼の上に網を広げ、彼はわたしの罠にかかる。その彼をわたしはカルデアの地、バビロンに連れて行くが、彼はその地を見ることはできず、そこで死ぬ。(12:13) | 罠と捕囚 | 15 二羽の鷲とぶどうの木 (17:1-24) わたしは彼の上に網を広げ、彼はわたしの罠にかかる。わたしは彼をバビロンへ連れて行き、彼がわたしに対して行った背信のゆえに、その地で彼を裁く。(17:20) |
12 偽りの預言者 (13:1-23) それゆえ、もはやお前たちがむなしい幻を見ることも占いをすることもなくなる。わたしは、お前たちの手からわが民を救い出す。(13:23) | 主による解放 | 14 エルサレムの背信 (16:1-63) わたしは、捕らわれた彼女たちを帰らせる。すなわち、捕らわれたソドムとその娘たち、捕らわれたサマリアとその娘たち、および彼女たちと共に捕らわれたお前たちを帰らせる。(16:53) |
前半 | 関係性 | 後半 |
25 エゼキエルの妻の死 (24:15-27) わたしは、わたしの聖所を汚す。それはお前たちの誇る砦であり、目の喜び、心の慕うものであった。(24:21) | 聖所が汚される/聖なるものとなる | 49 嗣業の割り当て (47:13-48:34) その中央には神殿の聖所のある聖なる献納地がある。(48:21) |
26 アンモン・モアブ・エドム・ペリシテへの預言 (25:1-17) それゆえ、わたしはお前を東の人々に渡して彼らに所有させる。(25:4) | 東 | 48 命の水 (46:19-47:12) すると見よ、水が神殿の敷居の下から湧き上がって、東の方へ流れていた。(47:1) |
27 ティルスへの預言・シドンへの預言 (26:1-28:26) 人の子よ、ティルスの君主に向かって言いなさい。主なる神はこう言われる。お前の心は高慢になり、そして言った。『わたしは神だ。わたしは海の真ん中にある神々の住みかに住まう』と。しかし、お前は人であって神ではない。ただ、自分の心が神の心のようだ、と思い込んでいるだけだ。(28:2) | 君主、指導者 | 47 祭りと献げ物 (45:10-46:18) そして君主は、焼き尽くす献げ物、穀物の献げ物、ぶどう酒の献げ物を、巡礼の祭り、新月の祭り、安息日、およびイスラエルの家に定められたすべての祝日にささげねばならない。君主は、イスラエルの家の贖いのために、贖罪の献げ物、穀物の献げ物、焼き尽くす献げ物、和解の献げ物をささげねばならない。(45:17) |
28 エジプトの王、ファラオへの預言 (29:1-16) それは他の王国よりも低く、もはや彼らが他の国々の上に立つことはない。彼らが他の国々を踏みつけることがないように、わたしは彼らを小さくする。(29:15) | 弱者を虐げない支配者 | 46 聖域 (45:1-9) わたしが立てた君主たちは、もはやわが民を虐げない。彼らはその他の土地をイスラエルの家とその部族にゆだねる。(45:8) |
29 ネブカドレツァルの報酬・エジプトに対する裁き (29:17-30:19) わたしは偶像を打ち壊し、メンフィスから偽りの神々を絶つ。(30:13) | 偶像崇拝の罪 | 45 祭司の務め (44:4-31) レビ人は、イスラエルが迷ったとき、わたしから離れて偶像に従い迷ったので、その罪を負わねばならない。(44:10) |
30 ファラオの折れた腕 (30:20-26) わたしはエジプトの王ファラオに立ち向かい、その強い腕と折られた腕を共に打ち砕き、その手から剣を落とさせる。(30:22) | 王 | 44 主の顕現 (43:1-44:3) 二度とイスラエルの家は、民も王たちも、淫行によって、あるいは王たちが死ぬとき、その死体によって、わが聖なる名を汚すことはない。(43:7) |
31 切り倒される杉 (31:1-18) 穴に下る者と共に彼を陰府に下すとき、わたしは彼の倒れる音で諸国民を揺り動かす。そのとき地の深き所で、エデンのすべての木も、レバノンのえり抜きの美しい木も、水に潤うすべての木も、再び慰められる。(31:16) | 神の場所の再生 | 43 新しい神殿の幻 (40:1-42:20) 神の幻によって、わたしはイスラエルの地に伴われ、非常に高い山の上に下ろされた。その南側に都のように建設された物があった。(40:2) |
32 ファラオに対する嘆きの歌 (32:1-16) わたしは、お前を大地に投げ出し野に投げ捨てる。空のすべての鳥をお前の上にやどらせ地上のすべての獣にお前を食べさせて、飽かせる。(32:4) | 異国が獣の餌食に | 42 マゴグのゴグに対して (38:1-39:29) お前とそのすべての軍隊も、共にいる民も、イスラエルの山の上で倒れる。わたしはお前をあらゆる種類の猛禽と野の獣の餌食として与える。(39:4) |
33 地の低いところ (32:17-32) 人の子よ、あなたと諸国の娘たちはエジプトとその貴族たちのために泣き悲しめ。わたしは彼らを地の低い所に下らせる穴に下って行く者と共に。(32:18) | 死者と共に/神と共に | 41 一つとなる神の民 (37:15-28) わたしは彼らの住居を定め、彼らを増し加える。わたしはまた、永遠に彼らの真ん中にわたしの聖所を置く。 37:27 わたしの住まいは彼らと共にあり、わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。(37:26-27) |
34 見張りの務め (33:1-20) わたしは生きている、と主なる神は言われる。わたしは悪人が死ぬのを喜ばない。むしろ、悪人がその道から立ち帰って生きることを喜ぶ。立ち帰れ、立ち帰れ、お前たちの悪しき道から。イスラエルの家よ、どうしてお前たちは死んでよいだろうか。(33:11) | 死すべきものを生かす | 40 枯れた骨の復活 (37:1-14) これらの骨に向かって、主なる神はこう言われる。見よ、わたしはお前たちの中に霊を吹き込む。すると、お前たちは生き返る。(37:5) |
35 エルサレムの陥落 (33:21-33) お前たちは血のついたまま肉を食べ、偶像に向かって目を上げ、人の血を流している。それでも、お前たちはこの土地を所有できるのか。(33:25) | 偶像崇拝により土地を失う | 39 イスラエルの刷新 (36:16-38) それゆえ、わたしは憤りを彼らの上に注いだ。彼らが地の上に血を流し、偶像によってそれを汚したからである。 36:19 わたしは彼らを国々の中に散らし、諸国に追いやり、その歩みと行いに応じて裁いた。(36:18-19) |
36 イスラエルの牧者 (34:1-10) お前たちは弱いものを強めず、病めるものをいやさず、傷ついたものを包んでやらなかった。また、追われたものを連れ戻さず、失われたものを探し求めず、かえって力ずくで、苛酷に群れを支配した。(34:4) | 弱者を虐げる者 | 38 エドムに対して (35:1-36:15) お前は果てしない敵意を抱き、イスラエルの子らが災いに遭い、最後の刑罰を受けたとき、彼らを剣に渡したからである。(35:5) |