前半 | 関係性 | 後半 |
1 イエスキリストの系図 (1:1-17) イエスの系図 | 先祖 | 73 昔の人の言い伝え (15:1-20) 神は、『父と母を敬え』と言い、『父または母をののしる者は死刑に処せられるべきである』とも言っておられる。(15:4) |
2 イエス:キリストの誕生 (1:18-25) 「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。(1:23) | 共にいる神 | 72 ゲネサレトで病人をいやす (14:34-36) 土地の人々は、イエスだと知って、付近にくまなく触れ回った。それで、人々は病人を皆イエスのところに連れて来て(14:35) |
3 占星術の学者たちが訪れる (2:1-12) ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。(2:2) | イエスは何者か | 71 湖の上を歩く (14:22-33) 本当に、あなたは神の子です(14:33) |
4 エジプトに避難する (2:13-15) ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトへ去り、 (2:14) | 迫害から逃れる | 70 五千人に食べ物を与える (14:13-21) イエスはこれを聞くと、舟に乗ってそこを去り、ひとり人里離れた所に退かれた。(14:13) |
5 ヘロデの虐殺 (2:16-18) さて、ヘロデは占星術の学者たちにだまされたと知って、大いに怒った。そして、人を送り、学者たちに確かめておいた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯にいた二歳以下の男の子を、一人残らず殺させた。(2:16) | ヘロデの虐殺 | 69 洗礼者ヨハネ殺される (14:1-12) 人を遣わして、牢の中でヨハネの首をはねさせた。(14:10) |
6 エジプトからの帰国 (2:19-23) 起きて、子供とその母親を連れ、イスラエルの地に行きなさい。この子の命をねらっていた者どもは、死んでしまった。(2:20) | ナザレへ | 68 ナザレで受け入れられない (13:54-58) 故郷にお帰りになった。(13:54) |
7 洗礼者ヨハネ (3:1-12) そして、手に箕を持って、脱穀場を隅々まできれいにし、麦を集めて倉に入れ、殻を消えることのない火で焼き払われる。(3:12) | 倉に入れる/倉から出す | 67 天の国のことを学んだ学者 (13:51-53) だから、天の国のことを学んだ学者は皆、自分の倉から新しいものと古いものを取り出す一家の主人に似ている。(13:52) |
8 イエスの洗礼 (3:13-17) 今は、止めないでほしい。正しいことをすべて行うのは、我々にふさわしいことです。(3:15) | 正しい者 | 66 毒麦のたとえの説明・天の国のたとえ (13:36-50) そのとき、正しい人々はその父の国で太陽のように輝く。(13:43) |
9 誘惑を受ける (4:1-11) イエスは悪魔から誘惑を受けるため、”霊”に導かれて荒れ野に行かれた。(4:1) | 敵 | 65 毒麦のたとえ・からし種のたとえパン種のたとえ (13:24-35) 主人は、『敵の仕業だ』と言った。(13:28) |
10 伝道を始める (4:12-17) ゼブルンの地とナフタリの地、湖沿いの道、ヨルダン川のかなたの地、異邦人のガリラヤ、 4:16 暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰の地に住む者に光が射し込んだ。(4:15-16) | イザヤの預言 | 64 種をまく人のたとえの説明 (13:10-23) あなたたちは聞くには聞くが、決して理解せず、見るには見るが、決して認めない。 13:15 この民の心は鈍り、耳は遠くなり、目は閉じてしまった。こうして、彼らは目で見ることなく、耳で聞くことなく、心で理解せず、悔い改めない。わたしは彼らをいやさない。(13:14-15) |
10 伝道を始める (4:12-17) 悔い改めよ。天の国は近づいた(4:17) | 天の国 | 64 種をまく人のたとえの説明 (13:10-23) あなたがたには天の国の秘密を悟ることが許されているが、あの人たちには許されていないからである。(13:11) |
11 四人の漁師を弟子にする (4:18-22) わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう(4:19) | 宣教とその実り | 63 種をまく人のたとえ (13:1-9) ところが、ほかの種は、良い土地に落ち、実を結んで、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。(13:8) |
12 おびただしい病人を癒す (4:23-25) こうして、ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、ヨルダン川の向こう側から、大勢の群衆が来てイエスに従った。 (4:25) | イエスに従う者 | 62 イエスの母兄弟 (12:46-50) 見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。 12:50 だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母である。(12:49-50) |
13 幸いなるかな (5:1-12) あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。(5:12) | 預言者の苦しみと迫害 | 61 人々はしるしを欲しがる・けがれた霊が戻る (12:38-45) つまり、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、大地の中にいることになる。(12:40) |
14 地の塩世の光 (5:13-16) そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。(5:16) | 行い | 60 木とその実 (12:33-37) 木が良ければその実も良いとし、木が悪ければその実も悪いとしなさい。木の良し悪しは、その結ぶ実で分かる。 (12:33) |
15 律法について (5:17-20) すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。(5:18) | 罪の有効性 | 59 ベルゼブル論争 (12:22-32) 人が犯す罪や冒涜は、どんなものでも赦されるが、”霊”に対する冒涜は赦されない。(12:31) |
15 律法について (5:17-20) わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである。(5:17) | イエスは正しい者か | 59 ベルゼブル論争 (12:22-32) 悪霊の頭ベルゼブルの力によらなければ、この者は悪霊を追い出せはしない(12:24) |
16 腹を立ててはならない (5:21-26) 兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。兄弟に『ばか』と言う者は、最高法院に引き渡され、『愚か者』と言う者は、火の地獄に投げ込まれる。(5:22) | 争わない者が神の心にかなう | 58 神が選んだ僕 (12:15-21) 見よ、わたしの選んだ僕。わたしの心に適った愛する者。この僕にわたしの霊を授ける。彼は異邦人に正義を知らせる。 12:19 彼は争わず、叫ばず、その声を聞く者は大通りにはいない。 12:20 正義を勝利に導くまで、彼は傷ついた葦を折らず、くすぶる灯心を消さない。(12:18-20) |
17 姦淫してはならない・離縁してはならない (5:27-32) もし、右の手があなたをつまずかせるなら、切り取って捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄に落ちない方がましである。(5:30) | 手が使えない | 57 手の萎えた人を癒す (12:9-14) そしてその人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、もう一方の手のように元どおり良くなった。(12:13) |
18 誓ってはならない (5:33-37) また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。(5:36) | 掟を守れない弱さ | 56 安息日に麦の穂を摘む (12:1-8) 御覧なさい。あなたの弟子たちは、安息日にしてはならないことをしている(12:2) |
19 復讐してはならない (5:38-42) 悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。(5:39) | 主の軛 | 55 私のもとに来なさい (11:25-30) わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。(11:29) |
20 敵を愛せ (5:43-48) あなたがたの天の父の子となるためである。(5:45) | 天に上げられる | 54 悔い改めない町をしかる (11:20-24) また、カファルナウム、お前は、天にまで上げられるとでも思っているのか。陰府にまで落とされるのだ。(11:23) |
21 施しをするときには (6:1-4) だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。(6:2) | 無効な音 | 53 洗礼者ヨハネとイエス (11:2-19) 笛を吹いたのに、踊ってくれなかった。葬式の歌をうたったのに、悲しんでくれなかった。(11:17) |
22 祈るときには (6:5-6) そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。(6:6) | 報いを受ける | 52 受け入れる人の報い (10:40-42_11:1) 預言者を預言者として受け入れる人は、預言者と同じ報いを受け、正しい者を正しい者として受け入れる人は、正しい者と同じ報いを受ける。(10:41) |
23 主の祈り (6:7-15) もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。 6:15 しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。(6:14-15) | 失う者が得る、得る者が失う | 51 平和でなく剣 (10:34-39) 自分の命を得ようとする者は、それを失い、わたしのために命を失う者は、かえってそれを得るのである。。(10:39) |
24 断食するときには (6:16-18) それは、あなたの断食が人に気づかれず、隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。(6:18) | 隠れたことを見ておられる父 | 50 恐るべきもの・イエスの仲間と言い表す (10:26-33) 二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。 10:30 あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。(10:29-30) |
25 天に富を積みなさい (6:19-21) 富は、天に積みなさい。(6:20) | 天に富を積む | 49 迫害を予告する (10:16-25) また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。(10:22) |
26 体のともしび (6:22-23) 目が澄んでいれば、あなたの全身が明るいが、 6:23 濁っていれば、全身が暗い。だから、あなたの中にある光が消えれば、その暗さはどれほどであろう。(6:22-23) | 不信仰 | 48 十二人を派遣する (10:5-15) あなたがたを迎え入れもせず、あなたがたの言葉に耳を傾けようともしない者がいたら、その家や町を出て行くとき、足の埃を払い落としなさい。 10:15 はっきり言っておく。裁きの日には、この町よりもソドムやゴモラの地の方が軽い罰で済む。(10:14-15) |
27 神と富・思い悩むな (6:24-34) 自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。(6:25) | 心と体の患い | 47 十二人を選ぶ (10:1-4) イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、汚れた霊に対する権能をお授けになった。汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。(10:1) |
27 神と富・思い悩むな (6:24-34) 何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。(6:33) | 神から与えられる | 47 十二人を選ぶ (10:1-4) |
28 人を裁くな (7:1-6) 神聖なものを犬に与えてはならず、また、真珠を豚に投げてはならない。(7:6) | 動物のたとえ | 46 群集に同情する (9:35-38) また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。(9:36) |
29 求めなさい (7:7-12) 求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。(7:7) | 求めるものが与えられる | 45 口の利けない人を癒す (9:32-34) 二人が出て行くと、悪霊に取りつかれて口の利けない人が、イエスのところに連れられて来た。 9:33 悪霊が追い出されると、口の利けない人がものを言い始めた(9:32-33) |
29 求めなさい (7:7-12) これこそ律法と預言者である。(7:12) | 真の神の救い | 45 口の利けない人を癒す (9:32-34) こんなことは、今までイスラエルで起こったためしがない(9:33) |
30 命に通じる門 (7:13-14) しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。(7:14) | 見出すものは少ない | 44 二人の盲人を癒す (9:27-31) 二人は目が見えるようになった。イエスは、「このことは、だれにも知らせてはいけない」と彼らに厳しくお命じになった。(9:30) |
31 実によって木を知る (7:15-20) すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。 (7:17) | 良い実を結ぶもの | 43 指導者の娘とイエスに触れる女 (9:18-26) イエスは振り向いて、彼女を見ながら言われた。「娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。」そのとき、彼女は治った。(9:22) |
32 あなたたちのことは知らない (7:21-23) わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。(7:21) | ふさわしい者、ふさわしくない者 | 42 断食についての問答 (9:14-17) だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。新しい布切れが服を引き裂き、破れはいっそうひどくなるからだ。 (9:16) |
33 家と土台 (7:24-29) そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。(7:24) | 言葉を聞いて行う者 | 41 マタイを弟子にする (9:9-13) イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。(9:9) |
33 家と土台 (7:24-29) 岩の上の家と砂の上の家 | 正しいものと罪びと | 41 マタイを弟子にする (9:9-13) わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。(9:13) |
34 らい病の人を癒す (8:1-4) イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち、らい病は清くなった。(8:3) | 病の癒し | 40 中風の人を癒す (9:1-8) 中風の人に、「起き上がって床を担ぎ、家に帰りなさい」と言われた。 9:7 その人は起き上がり、家に帰って行った。(9:6-7) |
34 らい病の人を癒す (8:1-4) 主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります(8:2) | イエスの権威 | 40 中風の人を癒す (9:1-8) 人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。(9:6) |
35 百人隊長の僕 (8:5-13) だが、御国の子らは、外の暗闇に追い出される。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。(8:12) | 追い出される者 | 39 悪霊に憑かれたガダラの人を癒す (8:28-34) そこで、悪霊どもはイエスに、「我々を追い出すのなら、あの豚の中にやってくれ」と願った。(8:31) |
35 百人隊長の僕 (8:5-13) 言っておくが、いつか、東や西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席に着く。(8:11) | 裁きの時 | 39 悪霊に憑かれたガダラの人を癒す (8:28-34) 神の子、かまわないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。(8:29) |
36 多くの病人を癒す (8:14-17) それは、預言者イザヤを通して言われていたことが実現するためであった。「彼はわたしたちの患いを負い、わたしたちの病を担った。」(8:17) | イエスは何者か | 38 嵐を静める (8:23-27) いったい、この方はどういう方なのだろう。風や湖さえも従うではないか(8:27) |
36 多くの病人を癒す (8:14-17) イエスは言葉で悪霊を追い出し、病人を皆いやされた。(8:16) | 言葉で力を示すイエス | 38 嵐を静める (8:23-27) 起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。(8:26) |
前半 | 関係性 | 後半 |
73 昔の人の言い伝え (15:1-20) なぜ、あなたたちも自分の言い伝えのために、神の掟を破っているのか。(15:3) | 神の言葉を守る | 145 弟子たちを派遣する (28:16-20) あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。(28:20) |
74 カナン女の信仰 (15:21-28) 弟子たちが近寄って来て願った。「この女を追い払ってください。叫びながらついて来ますので。」 (15:23) | 弟子の誤った行動 | 144 番兵の報告 (28:11-15) 『弟子たちが夜中にやって来て、我々の寝ている間に死体を盗んで行った』と言いなさい。 (28:13) |
75 ガリラヤ湖で病人を癒す (15:29-31) イエスはそこを去って、ガリラヤ湖のほとりに行かれた。そして、山に登って座っておられた。(15:29) | 先にガリラヤに行くイエス | 143 復活する (28:1-10) あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。(28:7) |
76 四千人に食べ物を与える (15:32-39) 群衆がかわいそうだ。もう三日もわたしと一緒にいるのに、食べ物がない。空腹のままで解散させたくはない。途中で疲れきってしまうかもしれない。(15:32) | 三日 | 142 番兵墓を見張る (27:62-66) 「閣下、人を惑わすあの者がまだ生きていたとき、『自分は三日後に復活する』と言っていたのを、わたしたちは思い出しました。(27:63) |
77 人々はしるしを欲しがる (16:1-4) よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。(16:4) | 魚の腹の中/墓の中 | 141 墓に葬られる (27:55-61) 岩に掘った自分の新しい墓の中に納め、墓の入り口には大きな石を転がしておいて立ち去った。 (27:60) |
78 ファリサイ派とサドカイ派のパン種 (16:5-12) そのときようやく、弟子たちは、イエスが注意を促されたのは、パン種のことではなく、ファリサイ派とサドカイ派の人々の教えのことだと悟った。(16:12) | 悟る | 140 イエスの死に立ち会う者 (27:51-54) 「本当に、この人は神の子だった」と言った。(27:54) |
79 ペトロの信仰告白 (16:13-19) 弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、『エリヤだ』と言う人もいます。ほかに、『エレミヤだ』とか、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」(16:14) | エリヤ | 139 イエスの死 (27:45-50) そこに居合わせた人々のうちには、これを聞いて、「この人はエリヤを呼んでいる」と言う者もいた。(27:47) |
80 死と復活の予告 (16:20-23) このときから、イエスは、御自分が必ずエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている、と弟子たちに打ち明け始められた。 (16:21) | 復活の預言 | 138 十字架でののしられる (27:38-44) 神殿を打ち倒し、三日で建てる者、神の子なら、自分を救ってみろ。そして十字架から降りて来い。 (27:40) |
81 自分の十字架を背負う (16:24-28) わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。(16:24) | 十字架を背負って従う | 137 兵士から侮辱される (27:27-37) 兵士たちは出て行くと、シモンという名前のキレネ人に出会ったので、イエスの十字架を無理に担がせた。(27:32) |
82 主の変容 (17:1-8) ペトロがこう話しているうちに、光り輝く雲が彼らを覆った。すると、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。これに聞け」という声が雲の中から聞こえた。(17:5) | メシアであるイエス | 136 死刑の判決 (27:15-26) ピラトが、「では、メシアといわれているイエスの方は、どうしたらよいか」と言うと、皆は、「十字架につけろ」と言った。(27:22) |
83 エリヤは既に来た (17:9-13) 一同が山を下りるとき、イエスは、「人の子が死者の中から復活するまで、今見たことをだれにも話してはならない」と弟子たちに命じられた。(17:9) | 話さない | 135 ピラトから尋問される (27:11-14) 祭司長たちや長老たちから訴えられている間、これには何もお答えにならなかった。(27:12) |
84 悪霊に取りつかれた子をいやす (17:14-21) なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。いつまでわたしはあなたがたと共にいられようか。いつまで、あなたがたに我慢しなければならないのか。(17:17) | 信仰の薄い弟子 | 134 ユダ自殺する (27:3-10) そこで、ユダは銀貨を神殿に投げ込んで立ち去り、首をつって死んだ。(27:5) |
85 再び死と復活を予告 (17:22-23) 人の子は人々の手に引き渡されようとしている。(17:22) | 引き渡されるイエス | 133 ピラトに引き渡される (27:1-2) そして、イエスを縛って引いて行き、総督ピラトに渡した。(27:2) |
86 神殿税を納める (17:24-27) 湖に行って釣りをしなさい。最初に釣れた魚を取って口を開けると、銀貨が一枚見つかるはずだ。それを取って、わたしとあなたの分として納めなさい。(17:27) | ペトロと動物 | 132 ペトロの否認 (26:69-75) そのとき、ペトロは呪いの言葉さえ口にしながら、「そんな人は知らない」と誓い始めた。するとすぐ、鶏が鳴いた。(26:74) |
87 天の国で一番偉いもの (18:1-5) 自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。(18:4) | 天の国で偉い者 | 131 最高法院で裁判を受ける (26:57-68) あなたたちはやがて、人の子が全能の神の右に座り、天の雲に乗って来るのを見る。(26:64) |
88 罪への誘惑 (18:6-9) 世は人をつまずかせるから不幸だ。つまずきは避けられない。だが、つまずきをもたらす者は不幸である。(18:7) | つまずかせる者 | 130 裏切られ逮捕される (26:47-56) ユダの裏切り |
89 迷い出た羊のたとえ (18:10-14) そのように、これらの小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない。(18:14) | 天の父の願い | 129 ゲッセマネで祈る (26:36-46) 父よ、わたしが飲まないかぎりこの杯が過ぎ去らないのでしたら、あなたの御心が行われますように。(26:42) |
90 兄弟の忠告 (18:15-20) 兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。(18:15) | 兄弟の罪 | 128 ペトロの離反を予告 (26:31-35) はっきり言っておく。あなたは今夜、鶏が鳴く前に、三度わたしのことを知らないと言うだろう。(26:34) |
91 赦さない家来のたとえ (18:21-35) 主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。(18:21) | 罪の赦し | 127 主の晩餐 (26:26-30) これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。(26:28) |
92 離縁について教える (19:1-12) あなたたちは読んだことがないのか。創造主は初めから人を男と女とにお造りになった。」19:5 そして、こうも言われた。「それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。 19:6 だから、二人はもはや別々ではなく、一体である。(19:4-6) | 聖書の正しさ | 126 過ぎ越しの食事 (26:17-25) 人の子は、聖書に書いてあるとおりに、去って行く。(26:24) |
93 子供を祝福する (19:13-15) そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。(19:13) | 弟子の無理解 | 125 ユダ裏切りを企てる (26:14-16) そのとき、十二人の一人で、イスカリオテのユダという者が、祭司長たちのところへ行き、 26:15「あの男をあなたたちに引き渡せば、幾らくれますか」と言った。(26:14-15) |
94 金持ちの青年 (19:16-22) もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。(19:21) | 貧しい人への施し | 124 ベタニアで香油を注がれる (26:6-13) 高く売って、貧しい人々に施すことができたのに。(26:9) |
95 富の危険・一切を捨てる者の幸福 (19:23-30) このとおり、わたしたちは何もかも捨ててあなたに従って参りました。では、わたしたちは何をいただけるのでしょうか。(19:27) | 何もかも捨てる | 123 イエスを殺す計略 (26:1-5) あなたがたも知っているとおり、二日後は過越祭である。人の子は、十字架につけられるために引き渡される。(26:2) |
96 ぶどう園と労働者のたとえ (20:1-16) 友よ、あなたに不当なことはしていない。あなたはわたしと一デナリオンの約束をしたではないか。 20:14 自分の分を受け取って帰りなさい。わたしはこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ。(20:13-14) | 主の報酬 | 122 全ての民族を裁く (25:31-46) さあ、わたしの父に祝福された人たち、天地創造の時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい。(25:34) |
97 イエスの死と復活の予告3 (20:17-19) イエスはエルサレムへ上って行く途中、十二人の弟子だけを呼び寄せて言われた。(20:17) | 旅に出るときの僕への言葉 | 121 タラントン (25:14-30) ある人が旅行に出かけるとき、僕たちを呼んで、自分の財産を預けた。(25:14) |
98 ヤコブとヨハネの母の願い (20:20-23) 王座にお着きになるとき、この二人の息子が、一人はあなたの右に、もう一人は左に座れるとおっしゃってください。(20:21) | 主と共に席に着く者 | 120 十人の乙女 (25:1-13) 愚かなおとめたちが買いに行っている間に、花婿が到着して、用意のできている五人は、花婿と一緒に婚宴の席に入り、戸が閉められた。(25:10) |
99 仕える者になれ (20:24-28) あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、 20:27 いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。(20:26-27) | 仕える者 | 119 忠実な僕と悪い僕 (24:45-51) 主人がその家の使用人たちの上に立てて、時間どおり彼らに食事を与えさせることにした忠実で賢い僕は、いったいだれであろうか。(24:45) |
100 二人の盲人を癒す (20:29-34) 二人は、「主よ、目を開けていただきたいのです」と言った。 20:34 イエスが深く憐れんで、その目に触れられると、盲人たちはすぐ見えるようになり、イエスに従った。 (20:33-34) | 主の到来、目を開ける | 118 目を覚ましていなさい (24:36-44) だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。(24:42) |
101 エルサレムに迎えられる (21:1-11) イエスがエルサレムに入られると、都中の者が、「いったい、これはどういう人だ」と言って騒いだ。(21:10) | 人の子が入る | 117 いちじくのたとえ (24:32-35) それと同じように、あなたがたは、これらすべてのことを見たなら、人の子が戸口に近づいていると悟りなさい。(24:33) |
101 エルサレムに迎えられる (21:1-11) 大勢の群衆が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は木の枝を切って道に敷いた。(21:8) | 枝 | 117 いちじくのたとえ (24:32-35) 枝が柔らかくなり、葉が伸びると、夏の近づいたことが分かる。(24:32) |
102 神殿から商人を追い出す (21:12-17) 境内で子供たちまで叫んで、「ダビデの子にホサナ」と言う(21:15) | ダビデの子/人の子 | 116 人の子がくる (24:29-31) そして、そのとき、地上のすべての民族は悲しみ、人の子が大いなる力と栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見る。(24:30) |
102 神殿から商人を追い出す (21:12-17) 他方、祭司長たちや、律法学者たちは、イエスがなさった不思議な業を見(21:15) | しるし | 116 人の子がくる (24:29-31) そのとき、人の子の徴が天に現れる。(24:30) |
102 神殿から商人を追い出す (21:12-17) それから、イエスは神殿の境内に入り、そこで売り買いをしていた人々を皆追い出し、両替人の台や鳩を売る者の腰掛けを倒された。(21:12) | 揺り動かされる物 | 116 人の子がくる (24:29-31) その苦難の日々の後、たちまち太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は空から落ち、天体は揺り動かされる。(24:29) |
103 イチジクの木を呪う (21:18-22) 信じて祈るならば、求めるものは何でも得られる。(21:22) | 祈り | 115 大きな苦難を予告する (24:15-28) 逃げるのが冬や安息日にならないように、祈りなさい。(24:20) |
103 イチジクの木を呪う (21:18-22) あなたがたも信仰を持ち、疑わないならば、いちじくの木に起こったようなことができるばかりでなく、この山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言っても、そのとおりになる。(21:21) | 信仰 | 115 大きな苦難を予告する (24:15-28) そのとき、『見よ、ここにメシアがいる』『いや、ここだ』と言う者がいても、信じてはならない。(24:23) |
104 権威についての問答 (21:23-27) 何の権威でこのようなことをしているのか。だれがその権威を与えたのか。(21:23) | 誰がメシアか | 114 終末の印 (24:3-14) わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがメシアだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。(24:5) |
105 二人の息子のたとえ (21:28-32) あなたたちはそれを見ても、後で考え直して彼を信じようとしなかった。(21:32) | 見ないのか | 113 神殿の崩壊を予告する (24:1-2) これらすべての物を見ないのか。はっきり言っておく。一つの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない。(24:2) |
106 ぶどう園と農夫のたとえ (21:33-46) だが、農夫たちはこの僕たちを捕まえ、一人を袋だたきにし、一人を殺し、一人を石で打ち殺した。(21:35) | 使いを殺す者 | 112 律法学者とファリサイ派への非難・エルサレムを嘆く (23:1-39) だから、わたしは預言者、知者、学者をあなたたちに遣わすが、あなたたちはその中のある者を殺し、十字架につけ、ある者を会堂で鞭打ち、町から町へと追い回して迫害する。(23:34) |
107 婚宴のたとえ (22:1-14) 王は怒り、軍隊を送って、この人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。(22:7) | 敵を滅ぼす王 | 111 ダビデの子についての問答 (22:41-46) わたしの右の座に着きなさい、わたしがあなたの敵をあなたの足もとに屈服させるときまで(22:44) |
108 皇帝への税金 (22:15-22) 皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。(22:21) | 神を愛すること | 110 最も重要な掟 (22:34-40) 心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。(22:37) |