前半 | 関係性 | 後半 |
1 献呈の言葉 (1:1-4) お受けになった教えが確実なものであることを、よく分かっていただきたいのであります。(1:4) | イエスの正しさを証明する | 37 今の時代の人たち (7:29-35) しかし、知恵の正しさは、それに従うすべての人によって証明される。(7:35) |
2 洗礼者ヨハネの誕生、予告される (1:5-25) 彼は主の御前に偉大な人になり、ぶどう酒や強い酒を飲まず、既に母の胎にいるときから聖霊に満たされていて(1:15) | ヨハネは偉大な者 | 36 ヨハネより偉大な者はいない (7:24-28) 言っておくが、およそ女から生まれた者のうち、ヨハネより偉大な者はいない。しかし、神の国で最も小さな者でも、彼よりは偉大である。(7:28) |
3 イエスの誕生が予告される (1:26-38) その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。(1:32) | イエスはメシア | 35 イエスはメシアか (7:18-23) わたしたちは洗礼者ヨハネからの使いの者ですが、『来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか』とお尋ねするようにとのことです。(7:20) |
4 マリア、エリザベトを訪ねる (1:39-45) マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。(1:41) | 母と息子 | 34 やもめの息子を生き返らせる (7:11-17) すると、死人は起き上がってものを言い始めた。イエスは息子をその母親にお返しになった。(7:15) |
5 マリアの賛歌 (1:46-56) その僕イスラエルを受け入れて、憐れみをお忘れになりません(1:54) | イスラエル | 33 百人隊長の僕をいやす (7:1-10) 言っておくが、イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。(7:9) |
6 洗礼者ヨハネの誕生 (1:57-66) 父親は字を書く板を出させて、「この子の名はヨハネ」と書いたので、人々は皆驚いた。(1:63) | 主の言葉を行う | 32 家と土台 (6:46-49) わたしのもとに来て、わたしの言葉を聞き、それを行う人が皆、どんな人に似ているかを示そう。(6:47) |
7 ザカリアの預言 (1:67-80) 昔から聖なる預言者たちの口を通して語られたとおりに。(1:70) | 口から出る言葉 | 31 実によって木を知る (6:43-45) 人の口は、心からあふれ出ることを語るのである。(6:45) |
8 イエスの誕生 (2:1-21) 天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。(2:15) | 見る | 30 兄弟の目のおがくず (6:41-42) 自分の目にある丸太を見ないで、兄弟に向かって、『さあ、あなたの目にあるおが屑を取らせてください』と、どうして言えるだろうか。偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。(6:42) |
9 神殿で献げられる (2:22-40) シメオンが”霊”に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。(2:27) | 導かれる | 29 弟子と師 (6:39-40) 盲人が盲人の道案内をすることができようか。二人とも穴に落ち込みはしないか。(6:39) |
10 神殿での少年イエス (2:41-52) なぜこんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。 (2:48) | 裁く | 28 人を裁くな (6:37-38) 人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。(6:37) |
11 洗礼者ヨハネ、教えを宣べる (3:1-20) 下着を二枚持っている者は、一枚も持たない者に分けてやれ。(3:11) | 衣服を与える | 27 敵を愛しなさい (6:27-36) 上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。(6:29) |
12 イエス、洗礼を受ける (3:21-22) あなたはわたしの愛する子(3:22) | 神の子/人の子 | 26 幸いと不幸 (6:20-26) 人の子のためにあなたがたを排斥し(6:22) |
13 イエスキリストの系図 (3:23-38) イエスの系図 | 人のリスト | 25 十二人を選ぶ (6:12-19) 十二人を選ぶ |
14 誘惑を受ける (4:1-15) 悪魔の誘惑 | 逆らう者 | 24 手の萎えた人をいやす (6:6-11) 律法学者たちやファリサイ派の人々は、訴える口実を見つけようとして、イエスが安息日に病気をいやされるかどうか、注目していた。(6:7) |
15 故郷で受け入れられない (4:16-30) エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。(4:26) | 飢える者に食べ物を与える | 23 安息日に麦の穂を摘む (6:1-5) ダビデが自分も供の者たちも空腹だったときに何をしたか、読んだことがないのか。(6:3) |
16 汚れた霊に取りつかれた男をいやす (4:31-44) ああ、ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。正体は分かっている。神の聖者だ。(4:34) | 新しい物を拒絶する | 22 ぶどう酒と布のたとえ (5:36-39) また、古いぶどう酒を飲めば、だれも新しいものを欲しがらない。『古いものの方がよい』と言うのである。(5:39) |
17 四人の漁師を弟子にする (5:1-11) そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。(5:11) | イエスの弟子/ヨハネの弟子 | 21 断食についての問答 (5:33-35) ヨハネの弟子たちは度々断食し、祈りをし、ファリサイ派の弟子たちも同じようにしています。しかし、あなたの弟子たちは飲んだり食べたりしています。(5:33) |
18 らい病を患う人をいやす (5:12-16) イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまちらい病は去った。(5:13) | 病人の癒し | 20 レビを弟子にする (5:27-32) 医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人である。(5:31) |
前半 | 関係性 | 後半 |
1 献呈の言葉 (1:1-4) お受けになった教えが確実なものであることを、よく分かっていただきたいのであります。(1:4) | 知らせる | 19 中風の人をいやす (5:17-26) 人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。(5:24) |
2 洗礼者ヨハネの誕生、予告される (1:5-25) 二人とも神の前に正しい人で、主の掟と定めをすべて守り、非のうちどころがなかった。(1:6) | 主の掟を守る | 18 らい病を患う人をいやす (5:12-16) だれにも話してはいけない。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めたとおりに清めの献げ物をし、人々に証明しなさい。(5:14) |
3 イエスの誕生が予告される (1:26-38) マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。(1:38) | 謙遜 | 17 四人の漁師を弟子にする (5:1-11) これを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」と言った。(5:8) |
4 マリア、エリザベトを訪ねる (1:39-45) わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、どういうわけでしょう。(1:43) | 神の子 | 16 汚れた霊に取りつかれた男をいやす (4:31-44) 悪霊もわめき立て、「お前は神の子だ」と言いながら、多くの人々から出て行った。(4:41) |
5 マリアの賛歌 (1:46-56) 権力ある者をその座から引き降ろし、身分の低い者を高く上げ、 1:53 飢えた人を良い物で満たし、富める者を空腹のまま追い返されます。 (1:52-53) | 苦しむものの救い | 15 故郷で受け入れられない (4:16-30) 主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、主がわたしに油を注がれたからである。主がわたしを遣わされたのは、捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由にし(4:18) |
6 洗礼者ヨハネの誕生 (1:57-66) 近所の人々は皆恐れを感じた。そして、このことすべてが、ユダヤの山里中で話題になった。(1:65) | うわさが広まる | 14 誘惑を受ける (4:1-15) イエスは”霊”の力に満ちてガリラヤに帰られた。その評判が周りの地方一帯に広まった。(4:14) |
7 ザカリアの預言 (1:67-80) 主は我らの先祖を憐れみ、その聖なる契約を覚えていてくださる。(1:72) | 祖先 | 13 イエスキリストの系図 (3:23-38) イエスの系図 |
8 イエスの誕生 (2:1-21) すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。(2:13) | 天から降る | 12 イエス、洗礼を受ける (3:21-22) 民衆が皆洗礼を受け、イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、 3:22 聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。(3:21-22) |
9 神殿で献げられる (2:22-40) そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。(2:26) | キリスト | 11 洗礼者ヨハネ、教えを宣べる (3:1-20) 民衆はメシアを待ち望んでいて、ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、皆心の中で考えていた。(3:15) |
前半 | 関係性 | 後半 |
19 中風の人をいやす (5:17-26) 人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。(5:24) | 人の子 | 37 今の時代の人たち (7:29-35) 人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。(7:34) |
20 レビを弟子にする (5:27-32) わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。(5:32) | 小さい者 | 36 ヨハネより偉大な者はいない (7:24-28) 言っておくが、およそ女から生まれた者のうち、ヨハネより偉大な者はいない。しかし、神の国で最も小さな者でも、彼よりは偉大である。(7:28) |
21 断食についての問答 (5:33-35) ヨハネの弟子たちは度々断食し、祈りをし、ファリサイ派の弟子たちも同じようにしています。しかし、あなたの弟子たちは飲んだり食べたりしています。(5:33) | ヨハネの弟子 | 35 イエスはメシアか (7:18-23) ヨハネの弟子たちが、これらすべてのことについてヨハネに知らせた。(7:18) |
22 ぶどう酒と布のたとえ (5:36-39) また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は革袋を破って流れ出し、革袋もだめになる。(5:37) | 出てくるもの | 34 やもめの息子を生き返らせる (7:11-17) そして、近づいて棺に手を触れられると、担いでいる人たちは立ち止まった。イエスは、「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言われた。 7:15 すると、死人は起き上がってものを言い始めた。(7:14-15) |
23 安息日に麦の穂を摘む (6:1-5) なぜ、安息日にしてはならないことを、あなたたちはするのか(6:2) | 律法の違反 | 33 百人隊長の僕をいやす (7:1-10) 異邦人を癒す |
24 手の萎えた人をいやす (6:6-11) あなたたちに尋ねたい。安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、滅ぼすことか。(6:9) | 正しく行う | 32 家と土台 (6:46-49) わたしのもとに来て、わたしの言葉を聞き、それを行う人が皆、どんな人に似ているかを示そう。(6:47) |
25 十二人を選ぶ (6:12-19) ヤコブの子ユダ、それに後に裏切り者となったイスカリオテのユダである。(6:16) | 悪を行う者 | 31 実によって木を知る (6:43-45) 善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す。(6:45) |
26 幸いと不幸 (6:20-26) 人の子のために追い出され、ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである(6:22) | 汚名を着せる | 30 兄弟の目のおがくず (6:41-42) 偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。(6:42) |
27 敵を愛しなさい (6:27-36) あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。(6:36) | 師のようになる | 29 弟子と師 (6:39-40) 弟子は師にまさるものではない。しかし、だれでも、十分に修行を積めば、その師のようになれる。(6:40) |
前半 | 関係性 | 後半 |
37 今の時代の人たち (7:29-35) しかし、ファリサイ派の人々や律法の専門家たちは、彼から洗礼を受けないで、自分に対する神の御心を拒んだ。(7:30) | 逆らう者 | 73 ファリサイ派の人々と律法の専門家とを非難する (11:37-54) ファリサイ派と律法学者を非難する |
38 罪深い女を赦す (7:36-50) 後ろからイエスの足もとに近寄り、泣きながらその足を涙でぬらし始め、自分の髪の毛でぬぐい、イエスの足に接吻して香油を塗った。(7:38) | 涙/目の輝き | 72 体のともし火は目 (11:33-36) あなたの体のともし火は目である。目が澄んでいれば、あなたの全身が明るいが、濁っていれば、体も暗い。(11:34) |
39 婦人たち、奉仕する (8:1-3) ヘロデの家令クザの妻ヨハナ、それにスサンナ、そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた。(8:3) | 共にいる女性 | 71 人々はしるしを欲しがる (11:29-32) 南の国の女王は、裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。この女王はソロモンの知恵を聞くために、地の果てから来たからである。ここに、ソロモンにまさるものがある。(11:31) |
40 種を蒔く人のたとえ (8:4-8) 聞く耳のある者は聞きなさい(8:8) | 聞く者 | 70 真の幸い (11:27-28) むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である。(11:28) |
41 たとえを用いる理由 (8:9-10) あなたがたには神の国の秘密を悟ることが許されているが、他の人々にはたとえを用いて話すのだ。(8:10) | 神の国 | 69 ベルゼブル論争・汚れた霊が戻る (11:14-26) しかし、わたしが神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。(11:20) |
42 種を蒔く人のたとえの説明 (8:11-15) 良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。(8:15) | 良いもの | 68 祈るときには (11:5-13) このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。(11:13) |
43 ともし火のたとえ (8:16-18) だから、どう聞くべきかに注意しなさい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っていると思うものまでも取り上げられる。(8:18) | 与えられる | 67 主の祈り (11:1-4) わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。(11:3) |
44 イエスの母、兄弟 (8:19-21) わたしの母、わたしの兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことである(8:21) | 神の言葉を聞く | 66 マルタとマリア (10:38-42) 彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。(10:39) |
45 突風を静める (8:22-25) 弟子たちは近寄ってイエスを起こし、「先生、先生、おぼれそうです」と言った。イエスが起き上がって、風と荒波とをお叱りになると、静まって凪になった。(8:24) | 命を得る | 65 善いサマリア人 (10:25-37) イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」(10:28) |
46 悪霊に取りつかれたゲラサの人をいやす (8:26-39) イエスを見ると、わめきながらひれ伏し、大声で言った。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。頼むから苦しめないでほしい。」 (8:28) | イエスを知る者 | 64 喜ぶイエス (10:21-24) すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに、子がどういう者であるかを知る者はなく、父がどういう方であるかを知る者は、子と、子が示そうと思う者のほかには、だれもいません。(10:22) |
47 イエスの服に触れる女 (8:40-48) しかし、イエスは、「だれかがわたしに触れた。わたしから力が出て行ったのを感じたのだ」と言われた。(8:46) | 力 | 63 七十二人帰る (10:17-20) 蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、わたしはあなたがたに授けた。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。(10:19) |
48 ヤイロの娘 (8:49-56) すると娘は、その霊が戻って、すぐに起き上がった。イエスは、娘に食べ物を与えるように指図をされた。(8:55) | 奇跡が行われる | 62 悔い改めない町を叱る (10:13-16) お前たちのところでなされた奇跡がティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗布をまとい、灰の中に座って悔い改めたにちがいない。(10:13) |
49 十二人を派遣する (9:1-6) 十二人の派遣 | 弟子の派遣 | 61 七十二人を派遣する (10:1-12) 七十二人の派遣 |
50 ヘロデ、戸惑う (9:7-9) ヨハネが死者の中から生き返ったのだ(9:7) | 死者 | 60 弟子の覚悟 (9:57-62) 死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。(9:60) |
51 五千人に食べ物を与える (9:10-17) 使徒たちは帰って来て、自分たちの行ったことをみなイエスに告げた。(9:10) | 遣わされる者 | 59 サマリア人から歓迎されない (9:51-56) 先に使いの者を出された。(9:52) |
52 ペトロの信仰告白 (9:18-20) 『洗礼者ヨハネだ』と言っています。ほかに、『エリヤだ』と言う人も、『だれか昔の預言者が生き返ったのだ』と言う人もいます。(9:19) | イエスを誤解する者 | 58 いちばん偉い者・逆らわない者は味方 (9:46-50) そこで、ヨハネが言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちと一緒にあなたに従わないので、やめさせようとしました。」 (9:49) |
53 死と復活の預言 (9:21-22) 人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日目に復活することになっている。(9:22) | 受難の予告 | 57 再び自分の死を予告する (9:44-45) 人の子は人々の手に引き渡されようとしている。(9:44) |
54 十字架を背負って従え (9:23-27) わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子も、自分と父と聖なる天使たちとの栄光に輝いて来るときに、その者を恥じる。(9:26) | 弟子を恥じる | 56 悪霊に取りつかれた子をいやす (9:37-43) なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。いつまでわたしは、あなたがたと共にいて、あなたがたに我慢しなければならないのか。(9:41) |
前半 | 関係性 | 後半 |
37 今の時代の人たち (7:29-35) 民衆は皆ヨハネの教えを聞き、徴税人さえもその洗礼を受け、神の正しさを認めた。(7:29) | ヨハネに聞く/イエスに聞く | 55 イエスの姿が変わる (9:28-36) これはわたしの子、選ばれた者。これに聞け(9:35) |
38 罪深い女を赦す (7:36-50) イエスは女に、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と言われた。 (7:50) | 救われる者 | 54 十字架を背負って従え (9:23-27) 自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを救うのである。(9:24) |
39 婦人たち、奉仕する (8:1-3) すぐその後、イエスは神の国を宣べ伝え、その福音を告げ知らせながら、町や村を巡って旅を続けられた。十二人も一緒だった。(8:1) | 福音を告げ知らせる/誰にも話さないように命じる | 53 死と復活の預言 (9:21-22) イエスは弟子たちを戒め、このことをだれにも話さないように命じて(9:21) |
40 種を蒔く人のたとえ (8:4-8) イエスはこのように話して、「聞く耳のある者は聞きなさい」と大声で言われた。(8:8) | 聞く耳のある者 | 52 ペトロの信仰告白 (9:18-20) イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」ペトロが答えた。「神からのメシアです。」(9:20) |
41 たとえを用いる理由 (8:9-10) あなたがたには神の国の秘密を悟ることが許されているが、他の人々にはたとえを用いて話すのだ。(8:10) | 神の国 | 51 五千人に食べ物を与える (9:10-17) 群衆はそのことを知ってイエスの後を追った。イエスはこの人々を迎え、神の国について語り、治療の必要な人々をいやしておられた。(9:11) |
42 種を蒔く人のたとえの説明 (8:11-15) 種を蒔く人のたとえの説明 | イエスを理解しない者 | 50 ヘロデ、戸惑う (9:7-9) イエスについて、「ヨハネが死者の中から生き返ったのだ」と言う人もいれば、 9:8「エリヤが現れたのだ」と言う人もいて、更に、「だれか昔の預言者が生き返ったのだ」と言う人もいたからである。(9:7-8) |
43 ともし火のたとえ (8:16-18) だから、どう聞くべきかに注意しなさい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っていると思うものまでも取り上げられる。(8:18) | 与えられる | 49 十二人を派遣する (9:1-6) イエスは十二人を呼び集め、あらゆる悪霊に打ち勝ち、病気をいやす力と権能をお授けになった。(9:1) |
44 イエスの母、兄弟 (8:19-21) わたしの母、わたしの兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことである(8:21) | イエスとともにいることを許される者 | 48 ヤイロの娘 (8:49-56) イエスはその家に着くと、ペトロ、ヨハネ、ヤコブ、それに娘の父母のほかには、だれも一緒に入ることをお許しにならなかった。(8:51) |
45 突風を静める (8:22-25) あなたがたの信仰はどこにあるのか(8:25) | 信仰 | 47 イエスの服に触れる女 (8:40-48) 娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。(8:48) |
前半 | 関係性 | 後半 |
55 イエスの姿が変わる (9:28-36) ペトロは、自分でも何を言っているのか、分からなかったのである。(9:33) | 分からない | 73 ファリサイ派の人々と律法の専門家とを非難する (11:37-54) 人目につかない墓のようなものである。その上を歩く人は気づかない。(11:44) |
56 悪霊に取りつかれた子をいやす (9:37-43) なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。(9:41) | 不信仰 | 72 体のともし火は目 (11:33-36) 目が澄んでいれば、あなたの全身が明るいが、濁っていれば、体も暗い。(11:34) |
57 再び自分の死を予告する (9:44-45) 人の子は人々の手に引き渡されようとしている。(9:44) | 人の子のしるし | 71 人々はしるしを欲しがる (11:29-32) ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、人の子も今の時代の者たちに対してしるしとなる。(11:30) |
58 いちばん偉い者・逆らわない者は味方 (9:46-50) あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。(9:48) | 幸いな者 | 70 真の幸い (11:27-28) 幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である。(11:28) |
59 サマリア人から歓迎されない (9:51-56) 主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか(9:54) | 天からのしるし | 69 ベルゼブル論争・汚れた霊が戻る (11:14-26) イエスを試そうとして、天からのしるしを求める者がいた。(11:16) |
60 弟子の覚悟 (9:57-62) また、別の人も言った。「主よ、あなたに従います。しかし、まず家族にいとまごいに行かせてください。」9:62 イエスはその人に、「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない」と言われた。(9:61-62) | 求める者 | 68 祈るときには (11:5-13) だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。(11:10) |
61 七十二人を派遣する (10:1-12) その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。(10:9) | 神の国の到来 | 67 主の祈り (11:1-4) 御国が来ますように。 (11:2) |
62 悔い改めない町を叱る (10:13-16) あなたがたに耳を傾ける者は、わたしに耳を傾け、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。(10:16) | 耳を傾ける | 66 マルタとマリア (10:38-42) 彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。(10:39) |
63 七十二人帰る (10:17-20) しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。(10:20) | 救われる者 | 65 善いサマリア人 (10:25-37) イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」 (10:28) |
前半 | 関係性 | 後半 |
73 ファリサイ派の人々と律法の専門家とを非難する (11:37-54) 実に、あなたたちファリサイ派の人々は、杯や皿の外側はきれいにするが、自分の内側は強欲と悪意に満ちている。(11:39) | ファリサイ派の偽善 | 109 エルサレムに迎えられる (19:28-44) すると、ファリサイ派のある人々が、群衆の中からイエスに向かって、「先生、お弟子たちを叱ってください」と言った。(19:39) |
74 偽善に気をつけさせる (12:1-3) 覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはない。(12:2) | 覆われている物が現される | 108 ムナのたとえ (19:11-27) 御主人様、これがあなたの一ムナです。布に包んでしまっておきました。 19:21 あなたは預けないものも取り立て、蒔かないものも刈り取られる厳しい方なので、恐ろしかったのです。(19:20-21) |
75 恐るべき者・イエスの仲間であると言い表す (12:4-12) 言っておくが、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、人の子も神の天使たちの前で、その人を自分の仲間であると言い表す。(12:8) | 人の子 | 107 徴税人ザアカイ (19:1-10) 人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。(19:10) |
76 兄弟の遺産・愚かな金持ちのたとえ (12:13-21) 愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる(12:20) | 救われない者/救われる者 | 106 エリコの近くで盲人をいやす (18:35-43) 見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救った。(18:42) |
77 思い悩むな (12:22-32) あなたがたのうちのだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。(12:25) | 死の時 | 105 イエス、三度死と復活を予告する (18:31-34) 彼らは人の子を、鞭打ってから殺す。そして、人の子は三日目に復活する。(18:33) |
78 天に富を積む (12:33-34) 自分の持ち物を売り払って施しなさい。擦り切れることのない財布を作り、尽きることのない富を天に積みなさい。そこは、盗人も近寄らず、虫も食い荒らさない。 12:34 あなたがたの富のあるところに、あなたがたの心もあるのだ。(12:33-34) | 天の富 | 104 金持ちの議員 (18:18-30) 持っている物をすべて売り払い、貧しい人々に分けてやりなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。(18:22) |
79 目を覚ましている僕 (12:35-40) 主人が帰って来たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。はっきり言っておくが、主人は帯を締めて、この僕たちを食事の席に着かせ、そばに来て給仕してくれる。(12:37) | 神に受け入れられる者 | 103 子供を祝福する (18:15-17) はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。(18:17) |
80 忠実で賢い管理人 (12:41-48) しかし、知らずにいて鞭打たれるようなことをした者は、打たれても少しで済む。すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、更に多く要求される。(12:48) | 多くを要求される者 | 102 ファリサイ派と徴税人のたとえ (18:9-14) 言っておくが、義とされて家に帰ったのは、この人であって、あのファリサイ派の人ではない。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。(18:14) |
81 分裂をもたらす (12:49-53) わたしが来たのは、地上に火を投ずるためである。その火が既に燃えていたらと、どんなに願っていることか。(12:49) | 人の子が地上に来る | 101 やもめと裁判官のたとえ (18:1-8) 言っておくが、神は速やかに裁いてくださる。しかし、人の子が来るとき、果たして地上に信仰を見いだすだろうか。(18:8) |
82 今の時を見分ける (12:54-56) 偽善者よ、このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。(12:56) | 人の子のしるし | 100 神の国はいつ来るのか (17:20-37) ノアの時代にあったようなことが、人の子が現れるときにも起こるだろう。(17:26) |
83 訴える人 (12:57-59) 言っておくが、最後の一レプトンを返すまで、決してそこから出ることはできない。(12:59) | 一つが戻る | 99 らい病を患っている十人の人をいやす (17:11-19) その中の一人は、自分がいやされたのを知って、大声で神を賛美しながら戻って来た。(17:15) |
84 悔い改めなければ滅びる (13:1-5) 決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。(13:3) | 悔い改める | 98 赦し信仰奉仕 (17:1-10) あなたがたも気をつけなさい。もし兄弟が罪を犯したら、戒めなさい。そして、悔い改めれば、赦してやりなさい。(17:3) |
85 いちじくの木 (13:6-9) 御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。(13:8) | 罪人の救いを求める | 97 金持ちとラザロ (16:19-31) いいえ、父アブラハムよ、もし、死んだ者の中からだれかが兄弟のところに行ってやれば、悔い改めるでしょう。(16:30) |
86 安息日に腰の曲がった婦人をいやす (13:10-17) 偽善者たちよ、あなたたちはだれでも、安息日にも牛やろばを飼い葉桶から解いて、水を飲ませに引いて行くではないか。(13:15) | 律法の妥当性 | 96 律法と神の国 (16:14-18) 律法と預言者は、ヨハネの時までである。それ以来、神の国の福音が告げ知らされ、だれもが力ずくでそこに入ろうとしている。(16:16) |
87 からし種のたとえ・パン種のたとえ (13:18-21) からし種とパン種のたとえ | 小さい物と大きな物 | 95 不正な管理人のたとえ (16:1-13) ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である。(16:10) |
88 狭い戸口 (13:22-30) あなたがたは、アブラハム、イサク、ヤコブやすべての預言者たちが神の国に入っているのに、自分は外に投げ出されることになり、そこで泣きわめいて歯ぎしりする。(13:28) | 宴会の外にいる者 | 94 放蕩息子のたとえ (15:11-32) 兄は怒って家に入ろうとはせず、父親が出て来てなだめた。(15:28) |
89 エルサレムのために嘆く (13:31-35) エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。(13:34) | 罪人の悔い改めを求める | 93 見失った羊のたとえ・無くした銀貨のたとえ (15:1-10) あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。(15:4) |
90 安息日に水腫の人をいやす (14:1-6) あなたたちの中に、自分の息子か牛が井戸に落ちたら、安息日だからといって、すぐに引き上げてやらない者がいるだろうか。(14:5) | 自分の子を救う/捨てる | 92 弟子の条件・塩気のなくなった塩 (14:25-35) もし、だれかがわたしのもとに来るとしても、父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない。(14:26) |
前半 | 関係性 | 後半 |
73 ファリサイ派の人々と律法の専門家とを非難する (11:37-54) イエスはこのように話しておられたとき、ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、その家に入って食事の席に着かれた。(11:37) | 食事に招かれる | 91 客と招待する者への教訓・大宴会のたとえ (14:7-24) イエスは、招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて、彼らにたとえを話された。(14:7) |
74 偽善に気をつけさせる (12:1-3) ファリサイ派の人々のパン種に注意しなさい。それは偽善である。(12:1) | ファリサイ派の偽善 | 90 安息日に水腫の人をいやす (14:1-6) そこで、イエスは律法の専門家たちやファリサイ派の人々に言われた。「安息日に病気を治すことは律法で許されているか、いないか。」14:4 彼らは黙っていた。(14:3-4) |
75 恐るべき者・イエスの仲間であると言い表す (12:4-12) 友人であるあなたがたに言っておく。体を殺しても、その後、それ以上何もできない者どもを恐れてはならない。(12:4) | 殺される | 89 エルサレムのために嘆く (13:31-35) エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ(13:34) |
76 兄弟の遺産・愚かな金持ちのたとえ (12:13-21) 有り余るほど物を持っていても、人の命は財産によってどうすることもできないからである。(12:15) | 命をどうすることもできない | 88 狭い戸口 (13:22-30) 狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多いのだ。(13:24) |
77 思い悩むな (12:22-32) ただ、神の国を求めなさい(12:31) | 神の国 | 87 からし種のたとえ・パン種のたとえ (13:18-21) 神の国は何に似ているか(13:18) |
78 天に富を積む (12:33-34) あなたがたの富のあるところに、あなたがたの心もあるのだ。(12:34) | 富のあるところに心がある | 86 安息日に腰の曲がった婦人をいやす (13:10-17) 偽善者たちよ、あなたたちはだれでも、安息日にも牛やろばを飼い葉桶から解いて、水を飲ませに引いて行くではないか。(13:15) |
79 目を覚ましている僕 (12:35-40) 主人が帰って来たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。(12:37) | 主人が帰ってくる | 85 いちじくの木 (13:6-9) 御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。(13:8) |
80 忠実で賢い管理人 (12:41-48) 主人の思いを知りながら何も準備せず、あるいは主人の思いどおりにしなかった僕は、ひどく鞭打たれる。(12:47) | 裁き | 84 悔い改めなければ滅びる (13:1-5) 決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。(13:3) |
81 分裂をもたらす (12:49-53) あなたがたは、わたしが地上に平和をもたらすために来たと思うのか。そうではない。言っておくが、むしろ分裂だ。(12:51) | 分裂 | 83 訴える人 (12:57-59) あなたを訴える人と一緒に役人のところに行くときには、途中でその人と仲直りするように努めなさい。さもないと、その人はあなたを裁判官のもとに連れて行き、裁判官は看守に引き渡し、看守は牢に投げ込む。(12:58) |
前半 | 関係性 | 後半 |
91 客と招待する者への教訓・大宴会のたとえ (14:7-24) だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。(14:11) | へりくだる者 | 109 エルサレムに迎えられる (19:28-44) そして、子ろばをイエスのところに引いて来て、その上に自分の服をかけ、イエスをお乗せした。(19:35) |
92 弟子の条件・塩気のなくなった塩 (14:25-35) また、どんな王でも、ほかの王と戦いに行こうとするときは、二万の兵を率いて進軍して来る敵を、自分の一万の兵で迎え撃つことができるかどうか、まず腰をすえて考えてみないだろうか。(14:31) | 王 | 108 ムナのたとえ (19:11-27) ある立派な家柄の人が、王の位を受けて帰るために、遠い国へ旅立つことになった。(19:12) |
93 見失った羊のたとえ・無くした銀貨のたとえ (15:1-10) あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。(15:4) | 失われた物を救う | 107 徴税人ザアカイ (19:1-10) 人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。(19:10) |
94 放蕩息子のたとえ (15:11-32) 彼は豚の食べるいなご豆を食べてでも腹を満たしたかったが、食べ物をくれる人はだれもいなかった。(15:16) | 飢える人への救い | 106 エリコの近くで盲人をいやす (18:35-43) イエスがエリコに近づかれたとき、ある盲人が道端に座って物乞いをしていた。 (18:35) |
95 不正な管理人のたとえ (16:1-13) そこで、わたしは言っておくが、不正にまみれた富で友達を作りなさい。そうしておけば、金がなくなったとき、あなたがたは永遠の住まいに迎え入れてもらえる。(16:9) | 永遠の住まいに入る/復活する | 105 イエス、三度死と復活を予告する (18:31-34) 彼らは人の子を、鞭打ってから殺す。そして、人の子は三日目に復活する。(18:33) |
96 律法と神の国 (16:14-18) 律法と預言者は、ヨハネの時までである。それ以来、神の国の福音が告げ知らされ、だれもが力ずくでそこに入ろうとしている。(16:16) | 神の国に入ろうとする | 104 金持ちの議員 (18:18-30) 財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか。(18:24) |
97 金持ちとラザロ (16:19-31) やがて、この貧しい人は死んで、天使たちによって宴席にいるアブラハムのすぐそばに連れて行かれた。(16:22) | 神の国に入れる者 | 103 子供を祝福する (18:15-17) はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。(18:17) |
98 赦し信仰奉仕 (17:1-10) わたしどもは取るに足りない僕です。しなければならないことをしただけです(17:10) | へりくだる者 | 102 ファリサイ派と徴税人のたとえ (18:9-14) 神様、罪人のわたしを憐れんでください。(18:13) |
99 らい病を患っている十人の人をいやす (17:11-19) 立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。(17:19) | 信仰 | 101 やもめと裁判官のたとえ (18:1-8) 人の子が来るとき、果たして地上に信仰を見いだすだろうか。(18:8) |
前半 | 関係性 | 後半 |
109 エルサレムに迎えられる (19:28-44) イエスがオリーブ山の下り坂にさしかかられたとき、弟子の群れはこぞって、自分の見たあらゆる奇跡のことで喜び、声高らかに神を賛美し始めた。(19:37) | 弟子たちの賛美 | 145 天に上げられる (24:50-53) 彼らはイエスを伏し拝んだ後、大喜びでエルサレムに帰り、 24:53 絶えず神殿の境内にいて、神をほめたたえていた。(24:52-53) |
110 神殿から商人を追い出す (19:45-48) こう書いてある。『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』ところが、あなたたちはそれを強盗の巣にした。(19:46) | 聖書の実現 | 144 弟子たちに現れる (24:36-49) わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。(24:44) |
111 権威についての問答 (20:1-8) 『人からのものだ』と言えば、民衆はこぞって我々を石で殺すだろう。(20:6) | 殺される | 143 エマオで現れる (24:13-35) それなのに、わたしたちの祭司長たちや議員たちは、死刑にするため引き渡して、十字架につけてしまったのです。(24:20) |
112 ぶどう園と農夫のたとえ (20:9-19) 家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった。(20:17) | 死と復活 | 142 復活する (24:1-12) 人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。(24:7) |
113 皇帝への税金 (20:20-26) 先生、わたしたちは、あなたがおっしゃることも、教えてくださることも正しく、また、えこひいきなしに、真理に基づいて神の道を教えておられることを知っています。(20:21) | 正しい者 | 141 墓に葬られる (23:50-56) さて、ヨセフという議員がいたが、善良な正しい人で(23:50) |
114 復活についての問答 (20:27-40) この人たちは、もはや死ぬことがない。天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。(20:36) | 神の子、死 | 140 イエスの死 (23:44-49) イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」こう言って息を引き取られた。(23:46) |
115 ダビデの子についての問答 (20:41-44) どうして人々は、『メシアはダビデの子だ』と言うのか。(20:41) | メシア | 139 罪人を招く (23:39-43) お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。(23:39) |
116 律法学者を非難する (20:45-47) 律法学者に気をつけなさい。彼らは長い衣をまとって歩き回りたがり、また、広場で挨拶されること、会堂では上席、宴会では上座に座ることを好む。(20:46) | 偽善者 | 138 十字架につけられる (23:33-38) 議員たちも、あざ笑って言った。「他人を救ったのだ。もし神からのメシアで、選ばれた者なら、自分を救うがよい。」 (23:35) |
117 やもめの献金 (21:1-4) 確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。(21:3) | 夫がない / 子がない 女性 | 137 引いていかれる (23:26-32) 子を産めない女、産んだことのない胎、乳を飲ませたことのない乳房は幸いだ(23:29) |
118 神殿の崩壊を予告する (21:5-9) あなたがたはこれらの物に見とれているが、一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る。(21:6) | 赦されない | 136 死刑を望む民衆 (23:13-25) そして、暴動と殺人のかどで投獄されていたバラバを要求どおりに釈放し、イエスの方は彼らに引き渡して、好きなようにさせた。(23:25) |
119 終末の徴 (21:10-19) しかし、これらのことがすべて起こる前に、人々はあなたがたに手を下して迫害し、会堂や牢に引き渡し、わたしの名のために王や総督の前に引っ張って行く。(21:12) | 王の前に立たされる | 135 ヘロデから尋問される (23:6-12) ヘロデの支配下にあることを知ると、イエスをヘロデのもとに送った。(23:7) |
120 エルサレムの滅亡 (21:20-24) 異邦人の時代が完了するまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされる。(21:24) | 異邦人の支配 | 134 ピラトから尋問される (23:1-5) この男はわが民族を惑わし、皇帝に税を納めるのを禁じ、また、自分が王たるメシアだと言っていることが分かりました。(23:2) |
121 人の子が来る (21:25-28) そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。(21:27) | 人の子の到来 | 133 最高法院で裁判を受ける (22:63-71) しかし、今から後、人の子は全能の神の右に座る。(22:69) |
122 いちじくの木のたとえ (21:29-33) 天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。(21:33) | 主の言葉 | 132 イエス、逮捕されるペトロ、イエスを知らないと言う・暴行を受ける (22:54-62) 主は振り向いてペトロを見つめられた。ペトロは、「今日、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と言われた主の言葉を思い出した。(22:61) |
123 目を覚ましていなさい・エルサレムでの宣教 (21:34-38) それからイエスは、日中は神殿の境内で教え、夜は出て行って「オリーブ畑」と呼ばれる山で過ごされた。(21:37) | 神殿で教える | 131 裏切られる (22:47-53) わたしは毎日、神殿の境内で一緒にいたのに、あなたたちはわたしに手を下さなかった。だが、今はあなたたちの時で、闇が力を振るっている。(22:53) |
124 イエスを殺す計略 (22:1-6) しかし、十二人の中の一人で、イスカリオテと呼ばれるユダの中に、サタンが入った。(22:3) | 誘惑、弟子 | 130 オリーブ山で祈る (22:40-46) いつもの場所に来ると、イエスは弟子たちに、「誘惑に陥らないように祈りなさい」と言われた。(22:40) |
125 過ぎ越しの準備 (22:7-13) 二人が行ってみると、イエスが言われたとおりだったので、過越の食事を準備した。(22:13) | イエスに関わることの実現 | 129 財布と袋と剣 (22:35-39) 言っておくが、『その人は犯罪人の一人に数えられた』と書かれていることは、わたしの身に必ず実現する。わたしにかかわることは実現するからである。(22:37) |
126 主の晩餐 (22:14-23) しかし、見よ、わたしを裏切る者が、わたしと一緒に手を食卓に置いている。(22:21) | 裏切る者 | 128 ペトロの離反の予告 (22:31-34) ペトロ、言っておくが、あなたは今日、鶏が鳴くまでに、三度わたしを知らないと言うだろう。(22:34) |
前半 | 関係性 | 後半 |
109 エルサレムに迎えられる (19:28-44) 「主の名によって来られる方、王に、祝福があるように。天には平和、いと高きところには栄光。(19:38) | 王であるイエス | 127 偉いもの (22:24-30) あなたがたは、わたしの国でわたしの食事の席に着いて飲み食いを共にし、王座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる。(22:30) |
110 神殿から商人を追い出す (19:45-48) こう書いてある。『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』ところが、あなたたちはそれを強盗の巣にした。(19:46) | 神の言葉の実現 | 126 主の晩餐 (22:14-23) 人の子は、定められたとおり去って行く。だが、人の子を裏切るその者は不幸だ。(22:22) |
111 権威についての問答 (20:1-8) 我々に言いなさい。何の権威でこのようなことをしているのか。その権威を与えたのはだれか。(20:2) | イエスの権威 | 125 過ぎ越しの準備 (22:7-13) イエスは言われた。「都に入ると、水がめを運んでいる男に出会う。その人が入る家までついて行き、 22:11 家の主人にはこう言いなさい。『先生が、「弟子たちと一緒に過越の食事をする部屋はどこか」とあなたに言っています。』 22:12 すると、席の整った二階の広間を見せてくれるから、そこに準備をしておきなさい。」(22:10-12) |
112 ぶどう園と農夫のたとえ (20:9-19) 農夫たちは息子を見て、互いに論じ合った。『これは跡取りだ。殺してしまおう。そうすれば、相続財産は我々のものになる。』(20:14) | 殺そうとする | 124 イエスを殺す計略 (22:1-6) 祭司長たちや律法学者たちは、イエスを殺すにはどうしたらよいかと考えていた。彼らは民衆を恐れていたのである。(22:2) |
113 皇帝への税金 (20:20-26) 先生、わたしたちは、あなたがおっしゃることも、教えてくださることも正しく、また、えこひいきなしに、真理に基づいて神の道を教えておられることを知っています。(20:21) | 神の道を教える | 123 目を覚ましていなさい・エルサレムでの宣教 (21:34-38) それからイエスは、日中は神殿の境内で教え、夜は出て行って「オリーブ畑」と呼ばれる山で過ごされた。(21:37) |
114 復活についての問答 (20:27-40) この人たちは、もはや死ぬことがない。天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。(20:36) | 滅びないもの | 122 いちじくの木のたとえ (21:29-33) 天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。(21:33) |
115 ダビデの子についての問答 (20:41-44) 「わたしの右の座に着きなさい。 20:43 わたしがあなたの敵をあなたの足台とするときまで」と。(20:42-43) | 人の子の栄光 | 121 人の子が来る (21:25-28) そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。(21:27) |
116 律法学者を非難する (20:45-47) そして、やもめの家を食い物にし、見せかけの長い祈りをする。このような者たちは、人一倍厳しい裁きを受けることになる。(20:47) | 裁きの日 | 120 エルサレムの滅亡 (21:20-24) それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。この地には大きな苦しみがあり、この民には神の怒りが下るからである。(21:23) |
117 やもめの献金 (21:1-4) あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。(21:4) | 命を懸ける | 119 終末の徴 (21:10-19) あなたがたは親、兄弟、親族、友人にまで裏切られる。中には殺される者もいる。(21:16) |
前半 | 関係性 | 後半 |
127 偉いもの (22:24-30) あなたがたは、わたしの国でわたしの食事の席に着いて飲み食いを共にし、王座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる。(22:30) | 天に上げられる | 145 天に上げられる (24:50-53) そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。(24:51) |
128 ペトロの離反の予告 (22:31-34) ペトロ、言っておくが、あなたは今日、鶏が鳴くまでに、三度わたしを知らないと言うだろう。(22:34) | 三 | 144 弟子たちに現れる (24:36-49) メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。(24:46) |
128 ペトロの離反の予告 (22:31-34) しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。(22:32) | 信仰がなくならないように | 144 弟子たちに現れる (24:36-49) 彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物があるか」と言われた。(24:41) |
129 財布と袋と剣 (22:35-39) 言っておくが、『その人は犯罪人の一人に数えられた』と書かれていることは、わたしの身に必ず実現する。わたしにかかわることは実現するからである。(22:37) | 聖書の実現 | 143 エマオで現れる (24:13-35) そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。(24:27) |
130 オリーブ山で祈る (22:40-46) そして自分は、石を投げて届くほどの所に離れ、ひざまずいてこう祈られた。(22:41) | 石 | 142 復活する (24:1-12) 見ると、石が墓のわきに転がしてあり(24:2) |
130 オリーブ山で祈る (22:40-46) 父よ、御心なら、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、御心のままに行ってください。(22:42) | 父の御心 | 142 復活する (24:1-12) 人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。(24:7) |
131 裏切られる (22:47-53) イエスは、「ユダ、あなたは接吻で人の子を裏切るのか」と言われた。(22:48) | 裏切る弟子 / 裏切らない弟子 | 141 墓に葬られる (23:50-56) 同僚の決議や行動には同意しなかった。ユダヤ人の町アリマタヤの出身で、神の国を待ち望んでいたのである。(23:51) |
132 イエス、逮捕されるペトロ、イエスを知らないと言う・暴行を受ける (22:54-62) 人々はイエスを捕らえ、引いて行き、大祭司の家に連れて入った。ペトロは遠く離れて従った。(22:54) | 遠く離れる弟子 | 140 イエスの死 (23:44-49) イエスを知っていたすべての人たちと、ガリラヤから従って来た婦人たちとは遠くに立って、これらのことを見ていた。(23:49) |
133 最高法院で裁判を受ける (22:63-71) 今から後、人の子は全能の神の右に座る。(22:69) | 栄光を受けるイエス | 139 罪人を招く (23:39-43) はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる(23:43) |
134 ピラトから尋問される (23:1-5) お前がユダヤ人の王なのか(23:3) | ユダヤ人の王 | 138 十字架につけられる (23:33-38) お前がユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ。(23:37) |
135 ヘロデから尋問される (23:6-12) 彼はイエスを見ると、非常に喜んだ。というのは、イエスのうわさを聞いて、ずっと以前から会いたいと思っていたし、イエスが何かしるしを行うのを見たいと望んでいたからである。(23:8) | 悪人の喜び / 弟子の悲しみ | 137 引いていかれる (23:26-32) 民衆と嘆き悲しむ婦人たちが大きな群れを成して、イエスに従った。(23:27) |