[1]序 (Rom 1:1-7) |
| A(1:1) | | 召されて使徒となったパウロから(1:1) (ἀπόστολος) |
| | B(1:2-4) | | | 聖なる霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。この方が、わたしたちの主イエス・キリストです。(1:4) (Ἰησοῦ Χριστοῦ τοῦ κυρίου) |
| A'(1:5-6) | | 恵みを受けて使徒とされました。(1:5) (ἀποστολὴν) |
| | B'(1:7) | | | わたしたちの父である神と主イエス・キリスト(1:7) (κυρίου Ἰησοῦ Χριστοῦ) |
|
A:使徒 B:神の子、主イエス・キリスト |
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[2]ローマ訪問の願い (Rom 1:8-15) |
| A(1:8-9) | | 御子の福音を宣べ伝え(1:9) (εὐαγγελίῳ) |
| | B(1:10) | | | あなたがたのところへ行ける機会があるように、願っています(1:10) (θελήματι) |
| | | C(1:11-12) | | | | あなたがたとわたしが互いに持っている信仰によって、励まし合いたい(1:12) |
| | B'(1:13) | | | 何回もそちらに行こうと企てながら、今日まで妨げられているのです(1:13) (θέλω) |
| A'(1:14-15) | | ぜひ福音を告げ知らせたい(1:15) (εὐαγγελίσασθαι) |
|
A:全世界への福音宣教 B:ローマ訪問の計画 C:信仰によって励まし合う |
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[3]福音の力 (Rom 1:16-17) |
| A(1:16) | | 信じる者すべてに救いをもたらす神の力(1:16) (πιστεύοντι) |
| | B(1:17a) | | | 神の義が啓示されています(1:17) |
| A'(1:17b) | | 正しい者は信仰によって生きる(1:17) (πίστεως) |
|
A: 信仰によって生きる B:神の義 |
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[4]人類の罪 (Rom 1:18-32) |
| A(1:18-21) | | 神を知りながら、神としてあがめることも感謝することもせず(1:21) (γνόντες) |
| | B(1:22-23) | | | 愚かになり(1:22) (ἐμωράνθησαν) |
| | | C(1:24) | | | | そこで神は、彼らが心の欲望によって不潔なことをするにまかせられ(1:24) (παρέδωκεν) |
| | | | D(1:25) | | | | | 造り主こそ、永遠にほめたたえられるべき方です(1:25) |
| | | C'(1:26-28) | | | | 神は彼らを恥ずべき情欲にまかせられました(1:26) (παρέδωκεν) |
| | B'(1:29-31) | | | 無知(1:31) (ἀσυνέτους) |
| A'(1:32) | | このようなことを行う者が死に値するという神の定めを知っていながら(1:32) (ἐπιγνόντες) |
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A:知りながら悪を行う B:愚かさ C:引き渡す D:造り主 |
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[5]神の正しい裁き (Rom 2:1-16) |
| A(2:1-5) | | 神が正しい裁きを行われる怒りの日(2:5) (ἡμέρᾳ) |
| | B(2:6) | | | 神はおのおのの行いに従ってお報いになります(2:6) |
| | | C(2:7) | | | | 栄光と誉れと不滅のものを求める者 (ἀγαθοῦ) |
| | | | D(2:8) | | | | | 真理ではなく不義に従う者 (ἀδικίᾳ) |
| | | | D'(2:9) | | | | | 悪を行う者 (κακόν) |
| | | C'(2:10) | | | | 善を行う者 (ἀγαθόν) |
| | B'(2:11) | | | 神は人を分け隔てなさいません(2:11) |
| A'(2:12-16) | | 人々の隠れた事柄をキリスト・イエスを通して裁かれる日(2:16) (ἡμέρᾳ) |
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A:裁きの日 B:平等 C:善人 D:悪人 |
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[6]ユダヤ人と律法 (Rom 2:17-29) |
| A(2:17-20) | | あなたはユダヤ人と名乗り(2:17) (Ἰουδαῖος) |
| | B(2:21-23) | | | 律法を破って神を侮っている(2:23) (παραβάσεως) |
| | | C(2:24) | | | | 神の名は異邦人の中で汚されている(2:24) |
| | B'(2:25-27) | | | 律法を破っている(2:27) (παραβάτην) |
| A'(2:28-29) | | 内面がユダヤ人である者こそユダヤ人(2:29) (Ἰουδαῖος) |
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A:ユダヤ人 B:律法を破る C:神の名は異邦人の中で汚されている |
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[7]正しい者は一人もいない (Rom 3:1-18) |
| A(3:1-2) | | ユダヤ人の優れた点は何か(3:1) (τί οὖν) |
| | B(3:3-4) | | | 人はすべて偽り者であるとしても、神は真実な方であるとすべきです(3:4) (ἀληθής) |
| | | C(3:5-6) | | | | わたしたちの不義が神の義を明らかにするとしたら、それに対して何と言うべきでしょう(3:5) |
| | B'(3:7-8) | | | わたしの偽りによって神の真実がいっそう明らかにされて、神の栄光となる(3:7) (ἀλήθεια) |
| A'(3:9-18) | | わたしたちには優れた点があるのでしょうか。全くありません。(3:9) (τί οὖν) |
|
A:良い点 B:偽りと真理 C:不義と義 |
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[8]信仰による義 (Rom 3:19-31) |
| A(3:19) | | 全世界が神の裁きに服するようになる(3:19) |
| | B(3:20) | | | 律法を実行することによっては、だれ一人神の前で義とされない(3:20) (νόμου) |
| | | C(3:21-22) | | | | 神の義が示されました(3:21) (δικαιοσύνη θεοῦ) |
| | | | D(3:23-24) | | | | | キリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされる(3:24) |
| | | C'(3:25-26) | | | | 神の義をお示しになるためです(3:25) (δικαιοσύνης αὐτοῦ) |
| | B'(3:27-28) | | | 人が義とされるのは律法の行いによるのではなく、信仰による(3:27) (νόμου) |
| A'(3:29-31) | | 異邦人の神でもあります(3:29) |
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A:全世界の神 B:律法は義とできない C:神の義を示す D:イエス・キリストの贖いを通した義 |
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[9]アブラハムの模範 (Rom 4:1-12) |
| A(4:1-2) | | 彼が行いによって義とされたのであれば、誇ってもよいが、神の前ではそれはできません(4:2) (ἔργων) |
| | B(4:3) | | | アブラハムは神を信じた。それが、彼の義と認められた(4:3) (ἐπίστευσεν) |
| | | C(4:4-5) | | | | 不信心な者を義とされる方を信じる人は、働きがなくても、その信仰が義と認められます(4:5) (μὴ ἐργαζομένῳ) |
| | | C'(4:6-8) | | | | 行いによらずに神から義と認められた人(4:6) (χωρὶς ἔργων) |
| | B'(4:9) | | | アブラハムの信仰が義と認められた(4:9) (πίστις) |
| A'(4:10-12) | | アブラハムは、割礼を受ける前に信仰によって義とされた(4:11) (περιτομῆς) |
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A:行いで義とされない B:信仰で義とされる C:行いによらず義とされる |
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[10]信仰によって実現される約束 (Rom 4:13-25) |
| A(4:13-15) | | 信仰による義に基づいてなされた(4:13) (πίστεως) |
| | B(4:16-17a) | | | わたしはあなたを多くの民の父と定めた(4:17) (πατέρα πολλῶν ἐθνῶν) |
| | | C(4:17b) | | | | 死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神(4:17) |
| | B'(4:18-22) | | | 多くの民の父となりました(4:18) (πατέρα πολλῶν ἐθνῶν) |
| A'(4:23-25) | | 主イエスを死者の中から復活させた方を信じれば、わたしたちも義と認められます(4:24) (πιστεύουσιν) |
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A:信仰による義 B:多くの民の父 C:命の主 |
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[11]信仰によって義とされて (Rom 5:1-11) |
| A(5:1-4) | | 信仰によって義とされた(5:1) (δικαιωθέντες) |
| | B(5:5-6) | | | 神の愛がわたしたちの心に注がれている(5:5) (ἀγάπη) |
| | | C(5:7a) | | | | 正しい人のために死ぬ者(5:7) (ἀποθανεῖται) |
| | | C(5:7b) | | | | 善い人のために命を惜しまない者(5:7) (ἀποθανεῖν) |
| | B'(5:8) | | | 神はわたしたちに対する愛を示されました(5:8) (ἀγάπην) |
| A'(5:9-11) | | キリストの血によって義とされた(5:9) (δικαιωθέντες) |
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A:義とされる B:神の愛 C:善と死 |
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[12]アダムとキリスト (Rom 5:12-21) |
| A(5:12-14) | | 罪によって死が入り込んだように(5:12) (θάνατος) |
| | B(5:15) | | | 神の恵みと一人の人イエス・キリストの恵みの賜物(5:15) (δωρεὰ) |
| | | C(5:16) | | | | 恵みが働くときには、いかに多くの罪があっても、無罪の判決が下される(5:16) |
| | B'(5:17-19) | | | 神の恵みと義の賜物とを豊かに受けている人(5:17) (δωρεᾶς) |
| A'(5:20-21) | | 罪が死によって支配していたように(5:21) (θανάτῳ) |
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A:罪と死 B:神の恵みの賜物 C:恵みと罪 |
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[13]罪に死にキリストに生きる (Rom 6:1-23) |
| A(6:1-2) | | 恵みが増すようにと、罪の中にとどまるべきだろうか。決してそうではない。(6:1-2) (χάρις) |
| | B(6:3-7) | | | 死んだ者は、罪から解放されています(6:7) (ἁμαρτίας) |
| | | C(6:8-13) | | | | 五体を義のための道具として神に献げなさい(6:13) (παριστάνετε) |
| A'(6:14-15) | | 律法の下ではなく恵みの下にいるのだから、罪を犯してよいということでしょうか。決してそうではない。(6:15) (χάριν) |
| | B'(6:16-18) | | | 罪から解放され、義に仕えるようになりました(6:18) (ἁμαρτίας) |
| | | C'(6:19-23) | | | | 今これを義の奴隷として献げて、聖なる生活を送りなさい(6:19) (παρεστήσατε) |
|
A:恵みと罪 B:罪からの解放 C:五体を捧げる |
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[14]結婚の比喩 (Rom 7:1-6) |
| A(7:1) | | 兄弟たち(7:1) (ἀδελφοί) |
| | B(7:2-3) | | | 律法から解放されるのです(7:2) (κατήργηται) |
| A'(7:4) | | 兄弟たち(7:4) (ἀδελφοί) |
| | B'(7:5-6) | | | 律法から解放されています(7:6) (κατηργήθημεν) |
|
A:兄弟への呼びかけ B:律法からの解放 |
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[15]内在する罪の問題 (Rom 7:7-25) |
| A(7:7-13) | | 律法によらなければ、わたしは罪を知らなかったでしょう(7:7) (νόμος ἁμαρτία) |
| | B(7:14-17) | | | そういうことを行っているのは、もはやわたしではなく、わたしの中に住んでいる罪なのです(7:17) (ἐν ἐμοὶ ἁμαρτία) |
| | B'(7:18-20) | | | それをしているのは、もはやわたしではなく、わたしの中に住んでいる罪なのです(7:20) (ἐν ἐμοὶ ἁμαρτία) |
| A'(7:21-25) | | わたし自身は心では神の律法に仕えていますが、肉では罪の法則に仕えているのです(7:25) (νόμῳ ἁμαρτίας) |
|
A:罪と律法 B:私の中の罪 |
|
[16]霊による命 (Rom 8:1-17) |
| A(8:1-3) | | 罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り(8:3) |
| | B(8:4-10) | | | 肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和(8:6) |
| | | C(8:11) | | | | 復活 |
| | B'(8:12-13) | | | 肉に従って生きるなら、あなたがたは死にます。しかし、霊によって体の仕業を絶つならば、あなたがたは生きます(8:13) |
| A'(8:14-17) | | 神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです(8:14) |
|
A:神の子 B:罪と死 C:復活 |
|
[17]将来の栄光・神の愛 (Rom 8:18-30) |
| A(8:18-21) | | 神の子供たちの栄光に輝く自由にあずかれる(8:21) |
| | B(8:22-23) | | | 霊の初穂をいただいているわたしたち(8:23) |
| | | C(8:24-25) | | | | わたしたちは、このような希望によって救われているのです(8:24) |
| | B'(8:26-27) | | | 霊も弱いわたしたちを助けてくださいます(8:26) |
| A'(8:28-30) | | 神はあらかじめ定められた者たちを召し出し、召し出した者たちを義とし、義とされた者たちに栄光をお与えになったのです(8:30) |
|
A:栄光 B:霊 C:希望 |
|
[18]キリストにおける神の愛 (Rom 8:31-39) |
| A1(8:31-32) | | だれがわたしたちに敵対できますか(8:31) |
| A2(8:33) | | だれが神に選ばれた者たちを訴えるでしょう(8:33) |
| A3(8:34) | | だれがわたしたちを罪に定めることができましょう(8:34) |
| A5(8:35-39) | | だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう(8:35) |
|
A:誰が |
|
[19]神の怒りと憐れみ (Rom 9:1-29) |
| A(9:1-5) | | 彼らはイスラエルの民です(9:4) |
| | B(9:6-13) | | | 自由な選びによる神の計画(9:11) |
| | | C(9:14) | | | | では、どういうことになるのか(9:14) |
| | | | D(9:15-16) | | | | | わたしは自分が憐れもうと思う者を憐れみ(9:15) |
| | | | D'(9:17-18) | | | | | 神は御自分が憐れみたいと思う者を憐れみ(9:18) |
| | | C'(9:19) | | | | ではなぜ、神はなおも人を責められるのだろうか(9:19) |
| | B'(9:20-23) | | | 焼き物師は同じ粘土から、一つを貴いことに用いる器に、一つを貴くないことに用いる器に造る権限がある(9:21) |
| A'(9:24-29) | | イスラエルの子らの数が海辺の砂のようであっても、残りの者が救われる(9:27) |
|
A:イスラエル B:神の選び C:疑問 D:神が憐れむ |
|
[20]イスラエルと福音 (Rom 9:30-10:21) |
| A(9:30-33) | | イスラエルは義の律法を追い求めていたのに、その律法に達しませんでした(9:31) |
| | B(10:1-7) | | | キリストは律法の目標であります、信じる者すべてに義をもたらすために(10:4) |
| | | C(10:8-13) | | | | 人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われる(10:10) |
| | B'(10:14-17) | | | 信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まる(10:17) |
| A'(10:18-21) | | イスラエルは分からなかったのだろうか(10:19) |
|
A:イスラエルの無知 B:キリストによる救い C:信仰と救い |
|
[21]万人の救い (Rom 11:1-10) |
| A(11:1-4) | | 神は御自分の民を退けられたのであろうか(11:1) |
| | B(11:5-6) | | | もしそれが恵みによるとすれば、行いにはよりません(11:6) |
| A'(11:7-10) | | イスラエルは求めているものを得ないで、選ばれた者がそれを得た(11:7) |
|
A:イスラエルの救い B:恵み |
|
[22]イスラエルの残りの者・異邦人の救い (Rom 11:11-24) |
| A'(11:11-12) | | 彼らが皆救いにあずかるとすれば、どんなにかすばらしいことでしょう(11:12) |
| | B(11:13-15) | | | わたしは異邦人のための使徒であるので、自分の務めを光栄に思います(11:13) |
| | | C(11:16-18) | | | | あなたが根を支えているのではなく、根があなたを支えているのです(11:18) |
| | B'(11:19-21) | | | 枝が折り取られたのは、わたしが接ぎ木されるためだった(11:19) |
| A'(11:22-24) | | 元からこのオリーブの木に付いていた枝は、どれほどたやすく元の木に接ぎ木されることでしょう(11:24) |
|
A:ユダヤ人の救い B:異邦人の救い C:ユダヤが異邦人を支える |
|
[23]イスラエルの再興 (Rom 11:25-36) |
| A(11:25-27) | | 次のような秘められた計画をぜひ知ってもらいたい(11:25) |
| | B(11:28-30) | | | あなたがたは、かつては神に不従順でしたが、今は彼らの不従順によって憐れみを受けています(11:30) (ἠλεήθητε) |
| | B'(11:31-32) | | | 彼らも、今はあなたがたが受けた憐れみによって不従順になっていますが、それは、彼ら自身も今憐れみを受けるため(11:31) (ἐλέει) |
| A'(11:33-36) | | だれが、神の定めを究め尽くし、神の道を理解し尽くせよう(11:33) |
|
A:神の秘められた計画 B:憐れみと不従順 |
|
[24]キリストにおける新しい生活・キリスト教的生活の規範 (Rom 12:1-21) |
| A(12:1-2) | | 何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるか(12:2) (ἀγαθὸν) |
| | B(12:3-5) | | | 自分を過大に評価してはなりません(12:3) (ὑπερφρονεῖν) |
| | | C(12:6-8) | | | | 施しをする人は惜しまず施し、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は快く行いなさい(12:8) |
| | | | D(12:9-12) | | | | | 兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい(12:10) |
| | | C'(12:13-15) | | | | 聖なる者たちの貧しさを自分のものとして彼らを助け、旅人をもてなすよう努めなさい(12:13) |
| | B'(12:16-18) | | | 自分を賢い者とうぬぼれてはなりません(12:16) (ὑψηλὰ φρονοῦντες) |
| A'(12:19-21) | | 善をもって悪に勝ちなさい(12:21) (ἀγαθῷ) |
|
A:善行 B:うぬぼれへの警告 C:奉仕 D:兄弟愛 |
|
[25]支配者への従順 (Rom 13:1-7) |
| A(13:1) | | 神に由来しない権威はなく(13:1) (θεοῦ) |
| | B(13:2) | | | 権威に逆らう者は、神の定めに背くことになり(13:2) (ἀντιτασσόμενος) |
| | | C(13:3a) | | | | 悪を行う者には恐ろしい存在(13:3) (κακῷ) |
| | | | D(13:3b) | | | | | あなたは権威者を恐れないことを願っている(13:3) (φοβεῖσθαι) |
| | | | | E(13:3c) | | | | | | 善を行いなさい(13:3) (ἀγαθὸν) |
| | | | | E'(13:4a) | | | | | | 権威者は、あなたに善を行わせるために、神に仕える者(13:4) (ἀγαθν) |
| | | | D'(13:4b) | | | | | 悪を行えば、恐れなければなりません(13:4) (φοβοῦ) |
| | | C'(13:4c) | | | | 悪を行う者に怒りをもって報いる(13:4) (κακὸν) |
| | B'(13:5) | | | 良心のためにも、これに従うべき(13:5) (ὑποτάσσεσθαι) |
| A'(13:6-7) | | 権威者は神に仕える者であり、そのことに励んでいる(13:6) (θεοῦ) |
|
A:神と権威 B:逆らう・従う C:悪を行う者 D:恐れる E:善を行う |
|
[26]隣人愛・救いは近づいている (Rom 13:8-14) |
| A(13:8-10) | | 姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな(13:9) |
| | B(13:11a) | | | 眠りから覚めるべき時が既に来ています(13:11) (ὥρα) |
| | | C(13:11b) | | | | わたしたちが信仰に入ったころよりも、救いは近づいている(13:11) |
| | B'(13:12) | | | 夜は更け、日は近づいた(13:12) (ἡμέρα) |
| A'(13:13-14) | | 酒宴と酩酊、淫乱と好色、争いとねたみを捨て(13:13) |
|
A:悪行 B:夜明け C:救いの到来 |
|
[27]兄弟を裁いてはならない・兄弟を罪に誘ってはならない (Rom 14:1-23) |
| A(14:1-6) | | 食べる人は、食べない人を軽蔑してはならないし、また、食べない人は、食べる人を裁いてはなりません(14:3) (ἐσθίων) |
| | B(14:7-8) | | | わたしたちは主のものです(14:8) |
| | | C(14:9) | | | | キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです(14:9) |
| | | | D(14:10) | | | | | なぜあなたは、自分の兄弟を裁くのですか(14:10) (κρίνεις) |
| | | | | E(14:11-12) | | | | | | わたしたちは一人一人、自分のことについて神に申し述べることになる(14:12) |
| | | | D'(14:13) | | | | | もう互いに裁き合わないようにしよう(14:13) (κρίνατε) |
| | | C'(14:14-15) | | | | キリストはその兄弟のために死んでくださったのです(14:15) |
| | B'(14:16-19) | | | キリストに仕える人(14:18) |
| A'(14:20-23) | | 食べ物のために神の働きを無にしてはなりません(14:20) (ἐσθίοντι) |
|
A:食べ物の問題 B:キリストに仕える C:キリストの死 D:裁くな E:自身の説明 |
|
[28]自分ではなく隣人を喜ばせる・福音はユダヤ人と異邦人のためにある (Rom 15:1-13) |
| A(15:1-2) | | おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべき(15:2) |
| | B(15:3-4) | | | 希望を持ち続けることができる(15:4) |
| | | C(15:5-6) | | | | 父である方をたたえ(15:6) |
| | | | D(15:7) | | | | | キリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに相手を受け入れなさい(15:7) |
| | | C'(15:8-11) | | | | 異邦人が神をその憐れみのゆえにたたえる(15:9) |
| | B'(15:12) | | | 異邦人は彼に望みをかける(15:12) |
| A'(15:13) | | 信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし(15:13) |
|
A:喜び B:希望 C:賛美 D:互いを受け入れる |
|
Rom 15:1-13 |
| A(15:1-2) | | おのおの善を行って隣人を喜ばせ(15:1) |
| | B(15:3) | | | キリストも御自分の満足はお求めになりませんでした(15:3) |
| | | C(15:4) | | | | 希望を持ち続けることができる(15:4) |
| | | | D(15:5-6) | | | | | 主への祈り |
| A'(15:7) | | あなたがたも互いに相手を受け入れなさい(15:7) |
| | B'(15:8-11) | | | キリストは仕える者となられた(15:8) |
| | | C'(15:12) | | | | 異邦人は彼に望みをかける(15:12) |
| | | | D'(15:13) | | | | | 主への祈り |
|
A:相互の愛 B:主の謙遜 C:希望 D:主への祈り (この構造分析は Yuriy Lishchinski氏の助力によるものです。 Yuriy Lishchinski氏に感謝。) |
|
[29]宣教者パウロの使命 (Rom 15:14-21) |
| A(15:14) | | あらゆる知識で満たされ(15:14) (γνώσεως) |
| | B(15:15-16) | | | 異邦人のためにキリスト・イエスに仕える者となり、神の福音のために祭司の役を務めている(15:16) (εὐαγγέλιον) |
| | | C(15:17-19a) | | | | キリストがわたしを通して働かれたこと(15:18) |
| | B'(15:19b-20) | | | キリストの福音をあまねく宣べ伝えました(15:19) (εὐαγγέλιον) |
| A'(15:21) | | 彼のことを告げられていなかった人々が見、聞かなかった人々が悟るであろう(15:21) (συνήσουσιν) |
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A:知る B:福音宣教 C:キリストの働き |
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[30]ローマ訪問の計画 (Rom 15:22-33) |
| A(15:22-24) | | あなたがたのところに何度も行こうと思いながら、妨げられてきました(15:22) (ἐλθεῖν) |
| | B(15:25-27) | | | 異邦人はその人たちの霊的なものにあずかった(15:27) (πνευματικοῖς) |
| | | C(15:28-29) | | | | キリストの祝福をあふれるほど持って、あなたがたのところに行くことになると思っています(15:29) |
| | B'(15:30-31) | | | 霊が与えてくださる愛(15:30) (πνεύματος) |
| A'(15:32-33) | | 神の御心によって喜びのうちにそちらへ行き、あなたがたのもとで憩うことができるように(15:32) (ἐλθὼν) |
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A:訪問の希望 B:霊の賜物 C:パウロの訪問 |
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A:挨拶 B:祝福 |
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