前半 | 関係性 | 後半 |
1 バビロンの宮廷でのダニエル (1:1-21) 体に難点がなく、容姿が美しく、何事にも才能と知恵があり、知識と理解力に富み、宮廷に仕える能力のある少年を何人か連れて来させ、カルデア人の言葉と文書を学ばせた。(1:4) | ダニエルの知恵 | 17 死者の復活 (12:1-13) ダニエルよ、終わりの時が来るまで、お前はこれらのことを秘め、この書を封じておきなさい。多くの者が動揺するであろう。そして、知識は増す。(12:4) |
2 巨大な像の夢 (2:1-49) すなわち、あなたがその金の頭なのです。 02:39 あなたのあとに他の国が興りますが、これはあなたに劣るもの。その次に興る第三の国は青銅で、全地を支配します。 02:40 第四の国は鉄のように強い。鉄はすべてを打ち砕きますが、あらゆるものを破壊する鉄のように、この国は破壊を重ねます。 02:41 足と足指は一部が陶工の用いる陶土、一部が鉄であるのを御覧になりましたが、そのようにこの国は分裂しています。(2:38-41) | 四つの王国とその分裂 | 16 天使の預言 (11:1-45) さて、お前に真理を告げよう。見よ、ペルシアになお三人の王が立つ。次に、第四の王はだれにもまさって富み栄え、富の力をもってすべての者を動員し、ギリシア王国に挑戦する。 11:03 そこに、勇壮な王が起こり、大いに支配し、ほしいままに行動する。 11:04 その支配が確立するやいなや、この王国は砕かれて、天の四方向に分割される。(11:2-4) |
3 燃えさかる炉に投げ込まれた三人 (3:1-30) だが、わたしには四人の者が火の中を自由に歩いているのが見える。そして何の害も受けていない。それに四人目の者は神の子のような姿をしている。(3:25) | 神の子のような姿をした者を見る | 15 終わりの時についての幻 (10:1-21) 目を上げて眺めると、見よ、一人の人が麻の衣を着、純金の帯を腰に締めて立っていた。 10:06 体は宝石のようで、顔は稲妻のよう、目は松明の炎のようで、腕と足は磨かれた青銅のよう、話す声は大群衆の声のようであった。(10:5-6) |
4 大きな木の夢 (3:31-4:25) こうして七つの時を過ごすでしょう。そうして、あなたはついに、いと高き神こそが人間の王国を支配し、その御旨のままにそれをだれにでも与えられるのだということを悟るでしょう。(4:22) | 七つの時の後に逆らいをやめる | 14 定めの七十週 (9:21-27) お前の民と聖なる都に対して七十週が定められている。それが過ぎると逆らいは終わり罪は封じられ、不義は償われる。(9:24) |
5 ネブカドネツァルの追放 (4:26-34) 彼は人間の社会から追放され、牛のように草を食らい、その体は天の露にぬれ、その毛は鷲の羽のように、つめは鳥のつめのように生え伸びた。 04:31 その時が過ぎて、わたしネブカドネツァルは目を上げて天を仰ぐと、理性が戻って来た。わたしはいと高き神をたたえ、永遠に生きるお方をほめたたえた。(4:30-31) | 苦行と悔い改め | 13 罪の告白 (9:1-20) わたしは主なる神を仰いで断食し、粗布をまとい、灰をかぶって祈りをささげ、嘆願した。(9:3) |
6 壁に字を書く指の幻 (5:1-29) このダニエルをお召しになれば、その字の解釈をしてくれることでございましょう。」(5:12) | 解釈のために呼ばれる者 | 12 雄羊と雄山羊の幻の解き明かし (8:15-27) わたしダニエルは、この幻を見ながら、意味を知りたいと願っていた。その時、見よ、わたしに向かって勇士のような姿が現れた。(8:15) |
6 壁に字を書く指の幻 (5:1-29) パルシンは分けるということで、すなわち、あなたの王国は二分されて、メディアとペルシアに与えられるのです。(5:28) | メディアとペルシア | 12 雄羊と雄山羊の幻の解き明かし (8:15-27) お前の見た二本の角のある雄羊はメディアとペルシアの王である。 (8:20) |
7 獅子の洞窟に投げ込まれたダニエル (6:1-29) すなわち、向こう三十日間、王様を差し置いて他の人間や神に願い事をする者は、だれであれ獅子の洞窟に投げ込まれる、と。(6:8) | 礼拝の禁止 | 11 雄羊と雄山羊の幻 (8:1-14) この幻、すなわち、日ごとの供え物が廃され、罪が荒廃をもたらし、聖所と万軍とが踏みにじられるというこの幻の出来事は、いつまで続くのか。(8:13) |
8 四頭の獣の幻 (7:1-8) すると、その海から四頭の大きな獣が現れた。(7:3) | 四頭の獣 | 10 四頭の獣の幻の解き明かし (7:15-28) これら四頭の大きな獣は、地上に起ころうとする四人の王である。(7:17) |
前半 | 関係性 | 後半 |
1 バビロンの宮廷でのダニエル (1:1-21) 王は彼らと語り合ったが、このダニエル、ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤと並ぶ者はほかにだれもいなかったので、この四人は王のそばに仕えることになった。(1:19) | 王の元で権威を与えられる | 9 日の老いたる者と人の子 (7:9-14) 夜の幻をなお見ていると、見よ、「人の子」のような者が天の雲に乗り「日の老いたる者」の前に来て、そのもとに進み07:14 権威、威光、王権を受けた。(7:13-14) |
2 巨大な像の夢 (2:1-49) すると、夜の幻によってその秘密がダニエルに明かされた。(2:19) | ダニエルに示された幻 | 8 四頭の獣の幻 (7:1-8) ダニエルは、眠っているとき頭に幻が浮かび、一つの夢を見た。(7:1) |
2 巨大な像の夢 (2:1-49) すなわち、あなたがその金の頭なのです。 02:39 あなたのあとに他の国が興りますが、これはあなたに劣るもの。その次に興る第三の国は青銅で、全地を支配します。 02:40 第四の国は鉄のように強い。鉄はすべてを打ち砕きますが、あらゆるものを破壊する鉄のように、この国は破壊を重ねます。(2:38-40) | 四つの国を示す幻 | 8 四頭の獣の幻 (7:1-8) すると、その海から四頭の大きな獣が現れた。(7:3) |
3 燃えさかる炉に投げ込まれた三人 (3:1-30) 総督、執政官、地方長官、王の側近たちは集まって三人を調べたが、火はその体を損なわず、髪の毛も焦げてはおらず、上着も元のままで火のにおいすらなかった。(3:27) | 迫害からの生還 | 7 獅子の洞窟に投げ込まれたダニエル (6:1-29) 神様が天使を送って獅子の口を閉ざしてくださいましたので、わたしはなんの危害も受けませんでした。(6:23) |
4 大きな木の夢 (3:31-4:25) わたしは命令を下してバビロンの知者を全員召集し、夢の解釈をさせようとした。(4:3) | 解釈させようとする王 | 6 壁に字を書く指の幻 (5:1-29) この字を読み、解釈をしてくれる者には、紫の衣を着せ、金の鎖を首にかけて、王国を治める者のうちの第三の位を与えよう。(5:7) |
前半 | 関係性 | 後半 |
9 日の老いたる者と人の子 (7:9-14) その衣は雪のように白くその白髪は清らかな羊の毛のようであった。(7:9) | 白い者 | 17 死者の復活 (12:1-13) 多くの者は清められ、白くされ、練られる。(12:10) |
10 四頭の獣の幻の解き明かし (7:15-28) 第四の獣は地上に興る第四の国これはすべての国に異なり全地を食らい尽くし、踏みにじり、打ち砕く。07:24 十の角はこの国に立つ十人の王そのあとにもう一人の王が立つ。彼は十人の王と異なり、三人の王を倒す。(7:23-24) | 諸外国の興亡 | 16 天使の預言 (11:1-45) 見よ、ペルシアになお三人の王が立つ。次に、第四の王はだれにもまさって富み栄え、富の力をもってすべての者を動員し、ギリシア王国に挑戦する。 11:03 そこに、勇壮な王が起こり、大いに支配し、ほしいままに行動する。(11:2-3) |
10 四頭の獣の幻の解き明かし (7:15-28) 彼はいと高き方に敵対して語りいと高き方の聖者らを悩ます。彼は時と法を変えようとたくらむ。聖者らは彼の手に渡され一時期、二時期、半時期がたつ。(7:25) | 神に敵対する王 | 16 天使の預言 (11:1-45) あの王はほしいままにふるまい、いよいよ驕り高ぶって、どのような神よりも自分を高い者と考える。すべての神にまさる神に向かって恐るべきことを口にし、怒りの時が終わるまで栄え続ける。(11:36) |
11 雄羊と雄山羊の幻 (8:1-14) わたしダニエルは先にも幻を見たが、その後ベルシャツァル王の治世第三年に、また幻を見た。(8:1) | 王の治世の三年目の幻 | 15 終わりの時についての幻 (10:1-21) ペルシアの王キュロスの治世第三年のことである。ベルテシャツァルと呼ばれるダニエルに一つの言葉が啓示された。この言葉は真実であり、理解するのは非常に困難であったが、幻のうちに、ダニエルに説明が与えられた。(10:1) |
12 雄羊と雄山羊の幻の解き明かし (8:15-27) 人の子よ、この幻は終わりの時に関するものだということを悟りなさい。(8:17) | 幻を悟れ | 14 定めの七十週 (9:21-27) この御言葉を悟り、この幻を理解せよ。(9:23) |