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フィリピの信徒への手紙の修辞構造

3分割での集中構造(コンチェントリック)と交差配列(キアスムス)


3-1

1 挨拶・フィリピの信徒のための祈り (1:1-11)
  2 わたしにとって、生きるとはキリストを生きること (1:12-30)
3 キリストを模範とせよ (2:1-11)
前半関係性後半
1 挨拶・フィリピの信徒のための祈り (1:1-11)
わたしが、キリスト・イエスの愛の心で、あなたがた一同のことをどれほど思っているかは、神が証ししてくださいます。(1:8)
3 キリストを模範とせよ (2:1-11)
そこで、あなたがたに幾らかでも、キリストによる励まし、愛の慰め、”霊”による交わり、それに慈しみや憐れみの心があるなら、 02:02 同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。(2:1-2)

3-2

4 共に喜ぶ (2:12-18)
  5 テモテとエパフロディトを送る (2:19-30)
6 キリストを信じるとは (3:1-16)
前半関係性後半
4 共に喜ぶ (2:12-18)
1-1参照
1-1参照6 キリストを信じるとは (3:1-16)
1-1参照

3-3

7 目標を目指して (3:17-21_4:1)
  8 勧めの言葉 (4:2-9)
9 贈り物への感謝・結びの言葉 (4:10-23)
前半関係性後半
7 目標を目指して (3:17-21_4:1)
キリストは、万物を支配下に置くことさえできる力によって、わたしたちの卑しい体を、御自分の栄光ある体と同じ形に変えてくださるのです。 (3:21)
栄光が与えられる9 贈り物への感謝・結びの言葉 (4:10-23)
わたしの神は、御自分の栄光の富に応じて、キリスト・イエスによって、あなたがたに必要なものをすべて満たしてくださいます。(4:19)

聖書の引用は「新共同訳聖書」より