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エズラ記・ネヘミヤ記の修辞構造


ペリコーペと修辞構造の対応表


エズラとネヘミヤは本来のヘブライ語では一つのテキストであったと考えられている。
テキストは25個(5x5)のペリコーペに分割できる。25個全体による12対の集中構造が一つ、テキストを3分割した4対の集中構造が三つ、テキストを4分割した3対の集中構造が四つ、テキストを5分割した2対の集中構造が五つ含まれている。

Pericope1345
1 ペルシア王キュロスの布告 (Ezr1:1-11) 1-1 3-1 4-1 5-1
2 帰還した捕囚の民 (Ezr2:1-70) 1-1 3-1 4-1 5-1
3 礼拝の開始 (Ezr3:1-13) 1-1 3-1 4-1 5-1
4 工事の中断 (Ezr4:1-24) 1-1 3-1 4-1 5-1
5 ダレイオス王への書簡 (Ezr5:1-Ezr6:13) 1-1 3-1 4-1 5-1
6 神殿の完成 (Ezr6:14-18) 1-1 3-1 4-1 5-2
7 過越祭 (Ezr6:19-22) 1-1 3-1 4-1 4-2 5-2
8 バビロンから上って来た人々 (Ezr7:1-Ezr8:14) 1-1 3-1 4-2 5-2
9 エルサレムに到着 (Ezr8:15-36) 1-1 3-1 3-2 4-2 5-2
10 異民族の娘との結婚 (Ezr9:1-Ezr10:4) 1-1 3-2 4-2 5-2
11 異民族の妻子との絶縁 (Ezr10:5-17) 1-1 3-2 4-2 5-3
12 結婚した者のリスト (Ezr10:18-44) 1-1 3-2 4-2 5-3
13 ネヘミヤのエルサレム旅行 (Ne1:1-Ne2:20) 1-1 3-2 4-2 4-3 5-3
14 エルサレム城壁の修復 (Ne3:1-32) 1-1 3-2 4-3 5-3
15 敵の妨害 (Ne4:1-23) 1-1 3-2 4-3 5-3
16 民の不正の解消 (Ne5:1-19) 1-1 3-2 4-3 5-4
17 敵の脅迫 (Ne6:1-19) 1-1 3-2 3-3 4-3 5-4
18 帰還した捕囚の民 (Ne7:1-72a) 1-1 3-3 4-3 5-4
19 モーセの律法の朗読・仮庵祭 (Ne7:72b-Ne8:18) 1-1 3-3 4-3 4-4 5-4
20 罪の告白 (Ne9:1-37) 1-1 3-3 4-4 5-4
21 誓約者 (Ne10:1-30) 1-1 3-3 4-4 5-5
22 誓約 (Ne10:31-40) 1-1 3-3 4-4 5-5
23 エルサレムおよび他の町と村に住んだ人々 (Ne11:1-36) 1-1 3-3 4-4 5-5
24 帰還した祭司とレビ人の名簿・城壁の奉献 (Ne12:1-47) 1-1 3-3 4-4 5-5
25 ネヘミヤの改革 (Ne13:1-31) 1-1 3-3 4-4 5-5

聖書の引用は「新共同訳聖書」より